【リュウジレシピ】え、聞き間違い⁉「ピーマンの肉詰めない」作ろう!逆転の発想でおいしさ5倍増しだ!

写真拡大 (全14枚)

「ピーマンの肉詰め」はとってもポピュラーな料理ですが、料理研究家のリュウジさんが考案したのは、その逆!「肉のピーマン詰め」。リュウジさんならではの、おもしろい発想ですよね。正式なレシピ名は「ピーマンの肉詰めない」と言うそうで、細かく刻んだ豚こま切れ肉に、粗めにみじん切りしたピーマンを加え、丸めて焼くだけ。なんと“肉詰め”の5倍のおいしさだとか。材料も少なく工程も簡単だし、作ってみよーーーっと♪

【科学の料理】だ・か・ら…もう肉ダネ剥がれない!ふわっと柔らかで肉肉しくもある「ピーマン肉詰め」に挑戦


料理研究家リュウジさんのピーマンレシピ♪

「ピーマンの肉詰めない」を紹介しているポストはこちら。



ポストには、「ピーマン絶対食わせてやる気満々の料理」「おいしそう!子どもが食べやすそうなので作ってみます」「作りましたー!リピ決定」「やってみたけど、これはわが家の一軍確定。鶏ガラ塩ソースがウマイ!」といったコメントが届いていました。

実際に作った方からの評判も上々みたいですね。

では、作ってみましょう。

あえて詰めないから旨い!「ピーマンの肉詰めない」の材料と作り方



【材料】2人分
豚こま切れ肉…250g
ピーマン…100g
酒…大さじ1
片栗粉…大さじ1と1/2
塩…適量
こしょう…適量
サラダ油…適量

◆酒塩レモンソース 
酒…大さじ3
鶏ガラスープの素(顆粒)…小さじ1
レモン汁…小さじ1
黒こしょう…適量
塩…1つまみ

【作り方】
1. ピーマンを粗めのみじん切りにします。

ピーマンの種やワタは取り除いても、刻んで入れても、どちらでもOKとのこと。今回は、取り除くことに。

2. 豚こま切れ肉を、適度に細かく切ります。ひき肉を使うより肉々しく仕上がるそうです。

3. ボウルに1と2を入れ、酒、塩、こしょう、片栗粉を加え、よく混ぜます。





4. 3をひと口サイズに丸めて、フライパンに並べます。





5. 4に油を回し入れ、フタをして加熱します。火加減は中火。

焼き色が付いたらひっくり返し、フタをして、もう片面も焼きます。

今回は、各面約3分ずつ焼きました。



6. 5をお皿に盛り付けます。

7. 肉を焼いたフライパンをそのまま使い、ソースを作ります。

酒、鶏ガラスープの素を入れ、中火にかけます。





沸騰したら塩、黒こしょうを入れて少し煮詰め、最後にレモン汁を入れます。レモン汁は、煮詰めると酸味が飛んでしまうので、最後に入れましょう。

8. 6に7をかけて出来上がり。





調理時間は15分。難しい工程はなく簡単でした。

片栗粉を入れたので、こんがりとイイ感じで焼き目が付いています。おいしそう♪



ちなみに、ソースに黒こしょうを加えるのを忘れたので、画像には写っていませんが、食べるときに振りかけました。

では、いただきます!



うんまっ。フタをして蒸し焼きにしたので、豚こま切れ肉がやわらかくて、ふっくらしています。ピーマンを噛むと、ジュワッと瑞々しい甘味が溢れ、肉汁と混ざり合って、かなりおいしいです。

ピーマンの青臭さや苦みはありません。ですが、ピーマンの味はするので、ピーマン嫌いのお子さんでも食べられるかは…どうだろう?



そして、この酒塩レモンソース。これが、すごい!おいしい!

さっぱりしつつ、旨味もある塩味のソースが、より味わいを豊かにしてくれます。豚肉の旨味、ピーマンの甘味をしっかりひとつにまとめてくれているみたい。

夫は、「いい肉、使ってるね~」と大満足なご様子。いえいえ、豚肉界の中でひき肉と同じくらいお安い、豚こま切れ肉ですけどね(笑)。

普通に焼くと硬くなりがちな豚こま切れ肉ですが、この料理にすると、ふっくらしてやわらかく、そして、ジューシーに仕上がります。

リュウジさん曰く、あっさりしているのでマヨネーズを付けても◎とのことですが、中年夫婦には不評(笑)。酒塩レモンソースはあっさりしていますが、塩味と旨味はしっかりしているので、個人的にマヨネーズは必要ないかな。マヨネーズを付けると、せっかくの豚肉とピーマンのおいしさが、マヨネーズの味に埋もれてしまうような気がするんです。マヨネーズはお好みで。

リュウジさんの「ピーマンの肉詰めない」は、ピーマンと豚肉のおいしさを存分に感じられるレシピでした。酒塩レモンソースも秀逸。家計にやさしい材料でもあるので、作ってみてはいかがでしょう。