【桃の皮を一瞬で剥く方法】とは⁉刃を使わずにツルン♪湯煎したり凍らせたりもせず!ではどうする?
管理栄養士のともゆみです。日本テレビ系バラエティ番組『オー!マイゴッド!私だけの神様、教えます』に出演していた「包丁の神・おいり」さんが披露した、”桃の皮を一瞬で剥く裏ワザ”がすごかったんです。そもそも桃の皮って剥きづらいですよね。それを刃を使わずに、さらには湯煎したり凍らせたりなどのよくある裏ワザも用いず、キレイに剥く方法があるというのです。これは試さずにはいられません!
【桃剥きの超裏ワザ】え、輪ゴムを使う⁉あとは少しの力でねじるだけ⁉綺麗に剥けた!【416万回視聴】
日本テレビ系列で放送されているバラエティ番組『オー!マイゴッド!私だけの神様、教えます』は、街ゆく人々にインタビューし、その人にとっての神様のような達人を深堀りする番組。特に気になる人にはスタジオでその知識や技を披露してもらうという展開です。
今回、特にすごいなと思ったのは、「包丁の神・おいり」さん。包丁を使いこなす神業を披露していました。キャベツの切り方で食感や味が変わったり、包丁の種類を変えることでマグロの刺身の味が変わったり。また、桃の皮を剥く方法も披露していて、なんと包丁の刃は使わずに一瞬で剥いてしまったんです。よく湯煎したり凍らせたりして皮に刺激を与え、それで剥くというメソッドも聞いたような気がしますが、そういうことでもない。 実は…包丁の刃ではなく「峰」を使うんです。いったい、どういうことなんでしょう…⁉
包丁の峰↓ここを使用するのだそう。
桃の皮を一瞬で剥く裏ワザをやってみた!
【やり方】
1. 包丁の峰で桃の皮をなぞります。桃の丸みに沿って、峰を少し押すようになでつけていき、桃の皮を万遍なくなぞります。包丁の峰を使って桃全体を押していく感じですね。
2. くぼみの部分もしっかりとなぞります。桃の皮が全体的にたるむまでなぞることがポイントです。
包丁の峰でなぞった桃は、皮にしわが寄り、指で押すとたるんでブヨブヨしています。
3. 桃の皮目に沿って切り込みを入れます。
あ、ここだけ刃を使うんですね(笑)。でも、皮に少し切れ目を入れるだけ!
4. 両手で左右に皮を引っ張ります。
5. おぉ、つるんと剥けました。
最後は皮を引っ張って取りました。
おいりさん曰く、みかんを揉んでから皮を剥くと皮が剥きやすいのと同じ原理だそうです。
おいりさん流で桃を切ってみた!
切り方も指南していたので、やってみますね。
【切り方】
1. 桃のタネは中央から左右1cmずつ、つまり2cmの幅に存在するので、中心から1.5cmで切ります。
2. 反対側も同じように切ります。側面の2面も切っていきます。
カットした断面を見ると、桃の外側の周りだけ熟した状態になっています。色の濃いラインができています。コレ、表面だけが熟している状態になっているんですって。それでツルンと皮が剥けるとのことです。味についても、「瞬間的に熟させた状態なので、より甘く感じると思います」と説明していました。確かに桃の外側の周りだけ一段と色が濃くなっていますね。
裏ワザで剥いた桃を食べてみた!
上記の桃の剥き方でより甘く感じるかどうか、食べてみたいと思います。
おぉ!確かに外側はやわらかく、甘く感じます。内側は外側と違い、しっかりとした食感で少しだけ酸味があり、甘さは外側の方が甘いですね。確かに外側はより熟したような感じがわかります。ただし、色が濃く褐変したような感じになるので、これ以上色が濃くなる前に、切ったらすぐに食べた方がよさそうですね。
桃の成分
桃の主成分は果糖です。体内への吸収が早く、効率よくエネルギーとなるため疲労回復に適しています。リンゴ酸やクエン酸もたっぷりと含まれているため、より疲労回復に働きます。果物の中では血圧を安定させる働きのあるカリウムが多く含まれています。また、抗酸化作用のあるカテキンや、腸内環境を整える働きのある水溶性食物繊維のペクチンも豊富に含まれています。
桃の皮を一瞬で剥く裏ワザは、簡単に剥けるという以外にも、食べると甘く感じるというおまけが付いて得した気分になりました。この裏ワザ、気になったらお試しくださいませ。
参考文献:
春夏秋冬おいしいクスリ 旬の野菜の栄養事典 監修 吉田企世子 エクスナレッジ
【桃剥きの超裏ワザ】え、輪ゴムを使う⁉あとは少しの力でねじるだけ⁉綺麗に剥けた!【416万回視聴】
日本テレビ系列で放送されているバラエティ番組『オー!マイゴッド!私だけの神様、教えます』は、街ゆく人々にインタビューし、その人にとっての神様のような達人を深堀りする番組。特に気になる人にはスタジオでその知識や技を披露してもらうという展開です。
今回、特にすごいなと思ったのは、「包丁の神・おいり」さん。包丁を使いこなす神業を披露していました。キャベツの切り方で食感や味が変わったり、包丁の種類を変えることでマグロの刺身の味が変わったり。また、桃の皮を剥く方法も披露していて、なんと包丁の刃は使わずに一瞬で剥いてしまったんです。よく湯煎したり凍らせたりして皮に刺激を与え、それで剥くというメソッドも聞いたような気がしますが、そういうことでもない。 実は…包丁の刃ではなく「峰」を使うんです。いったい、どういうことなんでしょう…⁉
包丁の峰↓ここを使用するのだそう。
桃の皮を一瞬で剥く裏ワザをやってみた!
【やり方】
1. 包丁の峰で桃の皮をなぞります。桃の丸みに沿って、峰を少し押すようになでつけていき、桃の皮を万遍なくなぞります。包丁の峰を使って桃全体を押していく感じですね。
2. くぼみの部分もしっかりとなぞります。桃の皮が全体的にたるむまでなぞることがポイントです。
包丁の峰でなぞった桃は、皮にしわが寄り、指で押すとたるんでブヨブヨしています。
3. 桃の皮目に沿って切り込みを入れます。
あ、ここだけ刃を使うんですね(笑)。でも、皮に少し切れ目を入れるだけ!
4. 両手で左右に皮を引っ張ります。
5. おぉ、つるんと剥けました。
最後は皮を引っ張って取りました。
おいりさん曰く、みかんを揉んでから皮を剥くと皮が剥きやすいのと同じ原理だそうです。
おいりさん流で桃を切ってみた!
切り方も指南していたので、やってみますね。
【切り方】
1. 桃のタネは中央から左右1cmずつ、つまり2cmの幅に存在するので、中心から1.5cmで切ります。
2. 反対側も同じように切ります。側面の2面も切っていきます。
カットした断面を見ると、桃の外側の周りだけ熟した状態になっています。色の濃いラインができています。コレ、表面だけが熟している状態になっているんですって。それでツルンと皮が剥けるとのことです。味についても、「瞬間的に熟させた状態なので、より甘く感じると思います」と説明していました。確かに桃の外側の周りだけ一段と色が濃くなっていますね。
裏ワザで剥いた桃を食べてみた!
上記の桃の剥き方でより甘く感じるかどうか、食べてみたいと思います。
おぉ!確かに外側はやわらかく、甘く感じます。内側は外側と違い、しっかりとした食感で少しだけ酸味があり、甘さは外側の方が甘いですね。確かに外側はより熟したような感じがわかります。ただし、色が濃く褐変したような感じになるので、これ以上色が濃くなる前に、切ったらすぐに食べた方がよさそうですね。
桃の成分
桃の主成分は果糖です。体内への吸収が早く、効率よくエネルギーとなるため疲労回復に適しています。リンゴ酸やクエン酸もたっぷりと含まれているため、より疲労回復に働きます。果物の中では血圧を安定させる働きのあるカリウムが多く含まれています。また、抗酸化作用のあるカテキンや、腸内環境を整える働きのある水溶性食物繊維のペクチンも豊富に含まれています。
桃の皮を一瞬で剥く裏ワザは、簡単に剥けるという以外にも、食べると甘く感じるというおまけが付いて得した気分になりました。この裏ワザ、気になったらお試しくださいませ。
参考文献:
春夏秋冬おいしいクスリ 旬の野菜の栄養事典 監修 吉田企世子 エクスナレッジ