欧州日本人エースに“ベンチ降格”の声も…支持表明、ライバル18億円FWは「活躍できるのか?」
セルティック古橋の立場に逆風も…不可欠な存在と現地主張
スコットランド1部セルティックに所属するFW古橋亨梧は、2022-23シーズンにリーグ得点王とMVPを受賞するなど不動のエースとして活躍してきたが、その立場を疑問視する声が現地から伝えられている。
そんななか、セルティック専門メディア「CELTIC BHOYS」はライバルFWと比較したうえで、依然として不可欠な存在であることを強調した。
古橋はセルティックに加入して以降、公式戦135試合で73得点16アシストと2試合に1点以上のペースでゴールを重ねてきている。アンジェ・ポステコグルー監督の下、2シーズンで54得点を挙げたが、昨季ブレンダン・ロジャーズ監督の就任後は得点数が減少した。
今シーズンも開幕して2試合で1アシストに留まっており、クラブが今夏クラブ歴代2位の950万ポンド(約18億円)でFWアダム・イダを完全移籍で獲得したことから、古橋の立場に逆風が。イダは昨季途中にノリッジからセルティックに期限付き移籍し、公式戦19試合で9得点を叩き出す活躍を見せた。クラブOBのアダム・ウォーカー氏は「キョウゴはベンチに座る時間を受け入れなければならないだろう」とも発言している。
そんななか、「CELTIC BHOYS」は古橋が絶対的な存在であると主張。「セルティックにとってキョウゴと道を分かつ考えは、まったくいいものではない。私たちは彼が何をもたらせるかを知っている。昨シーズンであっても、彼は19得点を記録した。同じことが完全移籍で加入したばかりのアダム・イダについては言えない。確かに彼はレンタル移籍中の昨季は素晴らしかったが、続くシーズンも同じように活躍できるのか? 我々はまだ知らない」と、計算できるストライカーとしての支持を表明した。(FOOTBALL ZONE編集部)