(『呪術廻戦』X公式アカウントより)

写真拡大

「あと5回で物語が終わります。自分の望んだ形で物語を締めくくることができるのは、ひとえに読者の皆さまのご支援とご協力のおかげです。ありがとーう!!」

「週刊少年ジャンプ」で連載中の人気漫画『呪術廻戦』。8月19日に同誌のYouTubeチャンネルで、残すところあと5話で完結することが発表され衝撃が広がっている。

人間の負の感情から生まれる化け物「呪霊」を、呪術師たちが呪術で倒していくダークファンタジーとバトルの要素が融合した本作。’18年3月から同誌で連載され、’20年10月にアニメがスタート。’21年12月には、劇場アニメ『劇場版 呪術廻戦 0』が公開された。

今年1月には、コミックスのシリーズ累計発行部数が9000万部(デジタル含む)を突破。海外でも爆発的な人気を博し、過去15回にわたってグラミー賞を受賞した米アーティストのブルーノ・マーズ(38)らセレブの間でも愛読者が多いという。

作品の完結にあたって、原作者の漫画家・芥見下々氏は冒頭のようにコメント。続けて、「『呪術廻戦』を支えてくれた、できるだけ多くの人たちが納得できる(多分)ような最終回を鋭意制作中です。それでは皆さん!! 平にご容赦下さい!!」と呼びかけている。

だが、ファンにとっては予想外だったようで、Xでは《急だよ…急すぎるよ…》《呪術が終わるなんて信じられない…》とショックを受ける声が続出することに。

いっぽう同誌では、今月5日発売の36・37合併号で人気漫画『僕のヒーローアカデミア』が約10年にわたる連載に終止符を打ったばかり。これまで数多くの人気漫画を輩出してきた同誌だが、“看板作品”が幕を下ろす事態が相次ぐことに動揺する声も……。

《ジャンプ、大丈夫かよぉ…》
《呪術終わったら一般でも有名な作品がついにワンピースだけになってしまう…》
《ヒロアカと呪術が終わった後のジャンプ、ガチの暗黒期じゃね 今までの何とかなるでしょ感がない》

「現在、ジャンプで最も長く連載を続けているのは、’97年7月にスタートした『ONE PIECE』です。とはいえ『カグラバチ』や『SAKAMOTO DAYS』など、新進気鋭の作品も読者から熱い支持を集めています。

また19日には『呪術廻戦』の完結だけでなく、連載中の『ウィッチウォッチ』のアニメ化も発表されました。さらに、’98年3月に連載がスタートした『HUNTER×HUNTER』の最新話が、10月7日発売号で約1年9カ月ぶりに掲載されることが明らかに。最新コミックスの第38巻も、9月4日に発売されるとのことです」(マンガ誌ライター)

そうした状況を前向きに受け止めているファンも少なくなく、今後に期待を寄せる声も上がっている。

《何度もジャンプ暗黒期とか言われてるけど、ちゃんといつの時も面白いんよなぁ》
《なんだかんだアニメ化予定されてるのもあるし大丈夫だとおもうのよ……カグラバチもあるし…》
《ジャンプ暗黒期とかほとんど毎回言われてるだろうけどだいたい自分の読んでた作品が終わって読むのなくなるっていう層がいるんだけど、そしたらまた新しい世代がその時の連載作品面白いって読むんだよ》