最高額となったアルカイクスマイルの2023(c)netkeiba

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 サラブレッド1歳市場の「サマーセール2024」が19日、北海道・新ひだか町の北海道市場で開幕した。初日は204頭が上場され、内155頭が落札。売却総額は9億3780万円(税抜、以下同)で、売却率は75.98%だった。

 最高額となったのは「アルカイクスマイルの2023」(牡、父ダノンキングリー)で2300万円。父ダノンキングリーは成功種牡馬ダノンレジェンドの半弟で、この1歳世代が初年度産駒となる新進気鋭の新種牡馬。母は520kgの馬体から繰り出すパワーとスピードを武器に3歳3月のダート1800m新馬戦で2着に3馬身半の差をつけて逃げ切った馬。その第3仔となる。落札者は(株)チャンピオンズファーム。

 次点は「ニカモレイの2023」(牡、父ドレフォン)。オーストラリアで2勝を挙げた母はオーストラリアンCなどG1・5勝含み重賞7勝のニコネロ、ライトニングSなどG1・2勝含む重賞3勝ニッコーニの半妹という血統。深見敏男氏が2200万円で落札した。

 牝馬では「シャドウライフの2023」(牝、父シャンハイボビー)の1800万円。現役2勝馬コスモスプモーニの半妹に当たる血統で、小石逸人氏が落札した。

 サマーセールは24日まで行われ、計6日間で約1250頭が上場される。