17億円で加入…日本代表に現地太鼓判「完璧な技術」 伊デビュー目前「間違いなく重要な投資」
今夏パルマ加入の日本代表GK鈴木彩艶、セリエAデビューへの現地評は?
イタリア1部セリエAのパルマに所属する日本代表GK鈴木彩艶は、現地時間8月17日に開幕のフィオレンティーナ戦を控える。
スタメン出場が予想されるなか、イタリアのサッカー専門サイト「トゥットメルカートウェブ・コム」は、イタリアデビューを控えたGKを「現代サッカーのゴールキーパーに求められている特性のすべてを持つ」と評している。
鈴木は昨年夏に浦和レッズからベルギー1部シント=トロイデンへ移籍し、今季へ向けパルマへ完全移籍した。移籍金はボーナス込み総額1000万ユーロ(約17億円)になるという見通しが報じられている。
その鈴木はイタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」などの大手紙でも開幕戦のスタメン起用が予想されている。そして、鈴木を紹介するレポートでは「セリエAに初めて登場する最も興味をそそられる選手の中には、間違いなくパルマが重要な投資を行った日本人ゴールキーパー、ザイオン・スズキがいるだろう」と注目の存在になっているとされた。
そして「身長190センチでフィジカル面も優れた体格を持ち、深い位置からゲームを組み立てるのに完璧な足下の技術もある。現代サッカーのゴールキーパーに求められている特性のすべてを持つ。そうありながらも、ゴールマウスでは反応も鋭く、ハイボールでも達人の対応を見せる」と高評価を受けている。
守備の国と称されることもあるイタリアでの前評判は上々。それに違わぬプレーを見せられるのか、デビュー戦から活躍に期待が懸かる。(FOOTBALL ZONE編集部)