16歳Jデビュー→欧州で飛躍 6億円超の“逸材”がイングランド挑戦決定「まじ!?」「びっくり」
斉藤光毅が英2部QPRへレンタル移籍
U-23日本代表としてパリ五輪に出場したMF斉藤光毅は、8月13日に英2部クイーンズ・パーク・レンジャーズ(QPR)へのレンタル移籍が決まった。
日本のJリーグからベルギー、オランダと渡りイングランドへ…。飛躍する23歳に注目が集まっている。
横浜FCの下部組織出身である斉藤は、2018年7月に16歳でトップチームデビュー。同クラブでJ1とJ2を含む公式戦通算67試合に出場して9得点5アシストを記録した。その功績が海外の目に留まり、2020年11月にベルギー2部ロンメルへ移籍。20歳で海外へと渡った斉藤は、翌年にローンでオランダ1部スパルタ・ロッテルダムへ移籍し昨シーズンは公式戦22試合に出場して3得点5アシストの数字を残していた。
順調にキャリアを積む斉藤はアンダー世代の代表にも定着。18年のAFC U-19選手権では最年少でメンバー選出。19年のU-20ワールドカップ(W杯)にも参加した。日本代表MF久保建英と並び、この世代の“逸材”とも称される。
パリ五輪でも10番を背負って3試合に先発した斉藤。初戦のパラグアイ戦(5-0)では2アシストを記録した。日本は準々決勝でスペインに0-3の完敗を喫し、ベスト8で敗退している。
そんな経験を経た斉藤が、このたび英2部QPRへとレンタル移籍。クラブ公式では「彼は横浜FCで育ち、16歳の時に日本サッカーの2部リーグでプロデビューを果たした。主に左ウイングとしてプレーしているが、これまで右ウイング、10番、そしてストライカーとしてもプレーしてきた」とその多彩な才能を認めている。
SNS上では「チャンピオンシップ激アツじゃん」「夢のプレミアリーグがあともう少し」「まじ!?」「びっくり」「展開はっや」と驚きが広がる。ドイツの移籍情報サイト「transfermarkt」によると、斉藤の市場価値は400万ユーロ(約6億4000万円)。英2部には今季6人の日本人が在籍するが、現状では最高額となっている。(FOOTBALL ZONE編集部)