Photo: Taro Kanamoto

夏になると存在感を増す太陽、外に出ると日差しが肌を刺しますが、それと同じくらいやっかいなのが目へのダメージ。

直射日光は帽子や日傘でカットできても、街中はコンクリートやガラス、アスファルトで反射した太陽の光であふれていて、視界が露出オーバー状態になって疲れますね。

なので、夏の間はサングラスが手放せない...のですが、私は日常的にメガネをかけているのでサングラスとの交換がめんどう。ついつい素メガネで外出→「うおっ まぶしっ」を繰り返すことに。

そこでこの夏、メガネに「調光レンズ」を入れて対策しました。結論、これはすごく快適です。

まぶしいときだけ暗くなるメガネ

製品にもよりけりですが、紫外線を含む光にあたると数秒〜10秒でレンズの色が暗くなります。

「調光レンズ」は、レンズにあたる光に反応して色が変わるハイテクなレンズです。

光が当たらないところではほぼ透明のメガネですが、明るい場所に出ると色が暗くなりサングラスになります。

光ならなんでも反応するタイプと、紫外線にだけ反応するタイプがあり、後者は日光の入らない室内では色が変化しません。室内では普通のメガネとして使えるので、私はこちらを選びました。

オンラインのレンズ交換サービスを利用して8000円ほどで交換できましたが、調光レンズを選べるメガネ屋さんはあちこちにあります。

日光を意識しないライフ

さて、いざ調光グラスライフを送ってみるとこれが快適でした。

屋外に出たとき、レンズの色が変わりはじめるまでに1秒ほどまぶしさを感じるものの、すぐにレンズが暗くなりまぶしさは薄まります。いちいちメガネを交換せずにすむだけなのですが、これはずいぶん楽ちんです。

病院などでマスクをするとき、「サングラス+マスク」だと不審者スタイルになりかねないのですが、調光レンズなら室内に入ると普通のメガネにもどるので気兼ねなくサングラスをかけていけます。

左が調光グラス、右が普通のサングラス(可視光透過率10%ほど)

光のカット率は本格的なサングラスには及ばないものの、まぶしさを軽減する効果は十分。

この夏はずっとこのメガネで過ごしています。

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