辛いものがクセになる!? 関西でおすすめ穴場の激辛飲食店

2024年8月12日 11時5分

　関西で穴場の激辛飲食店を探しているという人に向けて、おすすめの穴場激辛飲食店を三つ紹介する。辛いものがクセになる理由や激辛グルメの選び方などの豆知識も一緒にお伝えするので、お気に入りの店を見つけてほしい。

●辛いものがクセになる理由

　人はなぜ辛いものを無性に食べたくなるのだろうか。理由は、「幸福感をもたらす効果」「ストレス解消」の2点が挙げられる。脳の働きと関係があり、辛いものを食べると「β-エンドルフィン」というホルモンが脳内から分泌される。このホルモンには、幸福感をもたらせたり、ストレスを和らげたりする効果がある。

　また、幸福感が増すとドーパミンも分泌される。ドーパミンは興奮作用があり、食べるほどに気分が良くなり、このサイクルを繰り返すことで「辛いもの＝幸せな気分を味わえる」と脳が認識し、辛いものがクセになってしまうというわけだ。

●激辛グルメの選び方と注意点

　激辛グルメを食べる際には、選び方や注意点も押さえておこう。

食べるもので選ぶ

　一つめの選び方が、メイン料理とおつまみ、どちらの激辛グルメを選ぶかだ。メイン料理では「ラーメン」や「カレー」、おつまみで「唐揚げ」などだろう。

辛さのレベルで選ぶ

　二つめの選び方が、辛さレベルだ。「激辛」といっても、辛さのレベルで辛さは異なる。店に書かれた注意書きなどを参考にしつつ、自分が求めるレベルに応じて選ぶようにしよう。ただし、辛さを楽しむ際は体調にも気を付けつつ、無理のない範囲で楽しめるレベルを探すようにしてほしい。

辛いものを食べる際の注意点

　辛いものを安心して楽しむためのポイントは、まず適量を楽しむようにすること。強すぎる辛みは、体に負担をかけてしまうため、体調がすぐれないときは控えるようにしよう。

　また、辛み成分であるカプサイシンを摂りすぎると胃腸への刺激が強まり、お腹の調子が悪くなる恐れがある。食べる量にも注意が必要だ。

●世界の激辛料理には何がある？

　世界の中でも、アジア圏では「中国」「韓国」「タイ」などで辛い料理がある。中国では四川料理が有名で、代表的なメニューが麻婆豆腐。韓国では韓国の赤や青唐辛子、コチュジャンや辛味噌で辛さを調整しているのが特徴で、代表的なメニューがプルダック、タッカルビ、ヤンニョムチキンだ。タイではプリックキーヌーという唐辛子が使われているのが特徴で、代表的なメニューが世界三大スープの一つとしても有名なトムヤムクンとなる。

●関西近郊で楽しめるおすすめ激辛飲食店

　ここでは、関西にあるおすすめ激辛飲食店を三つ紹介する。

HATENA（大阪府）

　「HATEN（はてな）」は、本場のタイ料理が食べられると人気の店だ。こちらの店も激辛ファンをうならせるメニューが豊富にラインアップされており、辛いもの好きならば一度は訪れてほしい。おすすめは、激辛メニュー「ソムタム」。タイではポピュラーなパパイヤサラダで、タイの激辛唐辛子「プリッキーヌ」がてんこ盛りだ。

そば処にし村（京都府）

　「そば処にし村」は、京都の西向日駅にある自家製麺のそばやうどん、定食メニューが堪能できる人気の店だ。おすすめ激辛メニューが、激辛ハバネロ入りカレーつけめん。細麺にハバネロが入った激辛好きにはたまらない人気メニューとなっている。

真っ赤ならーめんとまこ（兵庫県）

　「真っ赤ならーめんとまこ」は、三宮駅から徒歩5分にある、とまとラーメンの店。こちらのおすすめ激辛料理が、「とび辛とうがらしらーめん」だ。辛味オイルを足したとまとらーめんで、クセになる辛さが特徴だ。なお、辛さは中辛、大辛、激辛から選択できる。