セーヌ川を泳ぐモーシャ・ジョンソン【写真:ロイター】

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パリ五輪

 パリ五輪で水質問題が浮上していたセーヌ川。トライアスロン女子に出場したベルギー選手は「嘔吐と下痢が3日間続いた」と明かすなど、複数の選手が体調不良を訴えていた。一方でそんなセーヌ川で体調を崩さない驚きの方法を実践した選手もいたようだ。豪ニュースメディア「news.com.au」が伝えている。

「有毒なセーヌ川で生き延びるには? コーラの缶」の見出しで、選手が取った驚きの行動が報じられた。

「先週、細菌だらけのセーヌ川を勇敢に泳いだエインズリー・ソープとニコール・ヴァン・デル・カイは、ゴールラインでニュージーランドのチームドクターと会い、トライアスロン後のメディカルアドバイスを受けた」

 トライアスロンの混合リレーに出場したニュージーランドのソープとヴァン・デル・カイが、“汚川”対策にコーラを使ったと証言しているようだ。

「レースの後にコーラを飲んでも害はない」とコメントしたソープは「Googleで検索したら、効果があると書いてあるわ」とも話している。真偽不明のようだが、記事では「エントリーの時点で10kmスイムをリードしていたオーストラリアのメダル候補モーシャ・ジョンソンも、これに同意した」と別の選手も採用している方法だと報じている。

 ジョンソンは「コカコーラの神話は本当よ」「私たちの中にあるものを流し出すために、レース後にコーラを飲むことがよくあるの」と話しているようだ。コーラ効果か定かではないが、ジョンソンは8日のマラソンスイミング女子10キロで銀メダルを獲得している。

(THE ANSWER編集部)