さっぱりとした漬け汁ごと味わう、韓国ではおなじみの水キムチを自宅で簡単に作れる『水キムチの素』をご紹介しよう。好きな野菜をカットして漬けるだけで本格派。あともう1品が欲しい時、野菜がたっぷり食べたい時など、さっぱりとしたおいしさを食卓に。

 

■誰でも簡単にプロの味を

ファーチェフーズ(福島県)は粉末キムチの素や手作りキムチを製造する食品メーカー。野菜を切って混ぜるだけで簡単に本格的なキムチが作れる「まぜるだけ素シリーズ」が人気。

 

「キムチを毎日の食卓の一品として並べてほしい」という想いから、手軽に具材をカットして混ぜるだけの粉末キムチの素が誕生。元祖「粉末キムチの素」として、「カクテキの素」や「オイキムチの素」など、様々な商品を取り扱う。

 

■さっぱりおいしい! 夏に人気の「水キムチ」

『水キムチの素』(30g×2袋・希望小売価格 税込254円・2024年7月リニューアル)

「粉末キムチの素」のノウハウを生かして作られた新商品「水キムチの素」。保存料、着色料は使わずに、厳選されたこだわりの素材を使用。国内製造の砂糖、食塩、ごま、魚沼産コシヒカリ100%の米粉をベースに、しょうがパウダーや粉末にんにく、シイタケ粉末をブレンド。さらに、乳酸菌をプラスしている。

1回分ずつ個包装になっているので、使い勝手がいい。

 

水キムチは、韓国の伝統的な発酵食品。辛いキムチとは異なり、唐辛子を全く使わずに作るので辛さはない。汁気(スープ)が多く、様々な野菜を漬けて作られる。旨みの溶け込んだスープも一緒に飲むことで、特に夏場はさっぱりとしたおいしさが味わえる一品。

 

■お好みの野菜をカットして漬けるだけ

本格的に作ろうと思うと、野菜を塩漬けにしたりする手間があるのだが、「水キムチの素」を使えばその手間もいらない。好きな野菜をカットして漬けるだけ。今回は、きゅうり、にんじん、かぶ、水菜を漬けてみよう。

水500mlに1袋(30g)。スープが多いので、大きめの容器を使うといい。

粉末を溶かすように軽く混ぜていこう。ダマになることなく、簡単に溶けていく。

 

■冷蔵庫に入れて12〜24時間でできあがり

そこに食べやすい大きさにカットした野菜を入れる。野菜の量は100g程度ということだが、多めでも大丈夫。冷蔵庫で12時間〜24時間くらい漬けていこう。

より発酵させたい場合は、常温において発酵させてから冷蔵庫にいれるのがおすすめ。

 

常温での発酵目安

春・秋:1日程度冬:2日程度夏:3時間程度

ラップをして24時間漬けたもの。スープとともに、器に盛り付けて頂こう。

 

■野菜の甘みと旨みがたっぷり! さっぱりしたおいしさで夏を乗り切る

水キムチのできあがり! 水に粉末を混ぜて、野菜を加えるだけだからとても簡単。

漬けてからすぐに冷蔵庫に入れたので、1日目はマイルドな仕上がり。野菜は程良い食感とみずみずしさを残している。砂糖や米の甘みとしょうがやにんにく旨みで、さっぱりおいしい! 暑くて食欲が落ちてしまいがちな時にも食べやすい。

辛さが全くないので、子どもでも食べることができる。日本のお漬物のような感覚に近いが、塩辛さがなく旨みが強い。野菜もたっぷり食べられるので「あと一品」としても重宝する。

 

■発酵がすすみ、酸味が増す

漬け時間が短いと甘みがありまろやかなおいしさ。長時間発酵させると酸味が増してくる。

発酵した後は必ず冷蔵庫で保管し、1週間程度で食べ切ろう。

 

■スープも一緒に味わう

水キムチは乳酸菌の宝庫としてスープも一緒に味わうのが基本。乳酸菌も溶け込んでいるので、余すところなく飲みたいところ。ごはんを加えれば、さっぱりとした冷やし茶漬けや雑炊のような感覚でサラサラと頂ける。そうめんや冷麺のつゆとしてもおすすめ。

野菜の栄養はもちろんのこと、食物繊維や乳酸菌も補える水キムチ。野菜だけでなく、りんご、すいか、梨などの果物も一緒に漬けて味わいを楽しんでみて。

今回ご紹介した『水キムチの素』は、生協、スーパー、オンラインストア、楽天市場などで発売中。

 

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