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記号の「+」から始まる国際電話を受け大手通信会社などを名乗る男から架空の未納料金の支払いを要求された大分市の30代の女性が480万円をだましとられました。

警察によりますと7月下旬、大分市に住む女性(30代)の携帯に「+」から始まる国際電話番号で着信があり、NTTファイナンスなどを名乗る男から「サイトの未納料金がある。違約金と未納料金を支払わなければ裁判になる」と言われました。

さらに日本サイバー犯罪対策センターをかたる男から「携帯からウイルスがばらまかれ多数の被害者が出たが、サイバー保険に加入すれば保険金で被害者に補償ができる」などと電話がありました。

話を信じた女性は指示されるままに7月24日から30日まで6回にわたって、金融機関のATMで合わせて480万円を振り込み、だまし取られました。その後、相手と連絡が取れなくなったことから不審に思った女性が6日警察に相談し被害が判明しました。

警察は電話やSNS上で金の話が出たら詐欺を疑い、すぐに電話を切って警察や家族に電話してほしいと注意を呼びかけています。