1試合限りでプレーに復帰した本田圭佑(写真は過去プレー姿)【写真:Getty Images】

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エキシビジョンマッチとしてブータンU-20代表と対戦

 ブータン1部の強豪パロFCと1試合のみの選手契約を締結したMF本田圭佑がエキシビジョンマッチで90分間のフル出場を果たした。

 ブータンU-20代表と対戦して、3-2の勝利に貢献。実戦復帰では1アシストを含む2ゴールに絡む存在感を発揮した。

 サプライズ復帰となった本田の選手契約。2021年11月末のリトアニア1部スドゥバ所属時以来、2年8か月ぶり。マネジメント業務を行う「HONDA ESTILO」の発表によると、本田はブータンリーグ1位のパロFC特別選手として契約。8月13日(日本時間)19時開始の、AFCチャレンジリーグへの出場権をかけたプレーオフ(対チャーチ・ボーイズ・ユナイテッド/ネパール)1試合のみの選手復帰となる。

 本田は2017年にイタリア1部ACミランを退団後、メキシコ、オーストラリア、オランダ、ブラジル、アゼルバイジャンの各国クラブを転々とし、2021年11月末までリトアニアのスドゥバに所属していたが、同クラブ退団後はフリーとなっていた。

 そのなかで、ブータンU-20代表との対戦で実戦復帰を果たした。背番号4を付けて“らしさ”光る90分間だった。本田はいきなり軽やかなタッチでゴールをアシスト。さらに右サイドの突破でゴールの起点となったり、左足でのスルーパスも通した。セットプレーのキッカーを任され、精度の高いボールを送っていた。

 パロFCは公式SNSで「膝の手術後2年8か月ぶりに新所属チームパロFCで90分間プレーした」と報告。赤と黒のユニフォームを纏ってピッチに立つ本田の姿を投稿した。

 ファンからは「ようやくピッチに立てたね」「やっぱりユニ姿はかっこいい」「シーズン終了までプレーしてほしい」「頑張っていただきたい」「90分プレーできたんだ」と反響が寄せられていた。(FOOTBALL ZONE編集部)