中国で開発された動画生成AI「Vidu」が公開

写真拡大

中国初の国内で自主研究された動画大規模AIモデルの「Vidu」(www.vidu.studio)の、テキストからの動画生成と写真からの動画生成という2種類の中核機能がこのほど公開されました。4秒生成と8秒生成の選択ができ、解像度は最大で1080Pです。ユーザーはメールアドレスにより登録すると利用でき、その他の申請手続きは必要ありません。

「Vidu」は米国で開発された「Sora」を念頭に置いており、最長で16秒の動画を生成することができます。「Vidu」は今年4月に2024中関村フォーラムで初めて登場したことで、中国内外で広く注目されるようになりました。

「Vidu」はその後、3カ月余りの改善を経て、4月に紹介された時点の高度な動的表現力や高度な迫真度、高度な一貫性などの長所を維持しただけでなく、キャラクターの一貫性や、アニメーション風生成などの機能が増加されました。特筆すべきは、「Vidu」が推論速度でも大きな飛躍を遂げ、4秒の動画作成をわずか30秒で実行して、ユーザーの体験感が大幅に向上されたことです。

画質については構図や物語性、陰影などの面において映画に近いレベルの映像を作り出し、さらにスモーク効果やフレア効果煙、コンピュータグラフィックス(CG)効果などの映画レベルの特殊効果を持つ映像も生成できるとのことです。(提供/CRI)