Armプロセッサ「Snapdragon X Elite」搭載のCopilot+ PC「ASUS Vivobook S 15 S5507QA(以下Vivobook S 15)」をASUSから借りられたので、フォトレビューとベンチマークテストに続いてバッテリーの持ち時間と充電時間、排熱周りをチェックしてみました。

ASUS Vivobook S 15 (S5507) | ノートパソコン | ASUS日本

https://www.asus.com/jp/laptops/for-home/vivobook/asus-vivobook-s-15-s5507/

ベンチマークテストを実施した際に、排熱周りをチェックしました。室温は26度で無風。PCを電源につなぎ、ベンチマークソフト「Passmark PerformanceTest V11」の使用開始から5分ほど経過した時点で、赤外線サーモグラフィ「FLIR i3」を使って撮影しています。真正面から見ると、ディスプレイとキーボードの中間当たりが相対的に高熱になっているのがわかります。



最も熱い部分は44.5度近くにまで上昇しています。



この部分には背面に排気口があるため、どうしても高温になりがち。



底面にも排気口があるため温度が上昇します。



排気口はこのような見た目をしています。



次はバッテリー持続時間をチェック。画面輝度を最大にした状態でYouTubeのライブ配信を視聴し続け、満充電から電源が切れるまでの時間を計ったところ、およそ11時間30分ほどかかりました。なお、Vivobook S 15のバッテリー容量の公称値は70Whです。公称値69.5WhのIntel Core Ultra搭載ノートPC「XPS 14」は同じ条件で7時間ほどで電源が切れたので、少なくともYouTubeを見るという動作に関しては、Snapdragon X Eliteを搭載したVivobook S 15の方がバッテリーの持ちが優れていると言えます。

ASUS Vivobook S 15 S5507QAでバッテリー持続時間をチェック - YouTube

次は充電時間を計測。バッテリーを最低限まで減らしてから電源につなぎ、画面を閉じて消灯状態にし、30分ごとにスクリーンショットを撮影しました。



30分で、4%から49%にまで回復。



1時間で82%に。



1時間半で97%にまで充電されます。



2時間以内に、完全に充電されました。



Vivobook S 15は、Amazon.co.jpだと税込22万7091円で販売されています。

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