クラシックの名曲で心“おどる″世界の旅へ『N響オーチャード定期2024/2025東横シリーズ渋谷⇔横浜 <Dance Dance!>』開催

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Bunkamuraオーチャードホールと横浜みなとみらいホールの2拠点で『N響オーチャード定期2024/2025東横シリーズ 渋谷⇔横浜 <Dance Dance!>』(全4回)が、2024年11月3日(日・祝)より開催される

新シリーズは、舞踏、ワルツ、バレエ、ダンスなど、思わず体が動きだしそうな曲目をラインナップ。オーチャード定期ならではの、スウィングするNHK交響楽団の演奏を楽しめる。

シリーズ初回は、ウェーバー「舞踏への勧誘」で華やかに開幕。福間洸太朗を迎えてのリスト「死の舞踏」のほか、キンボー・イシイ版のビゼー『カルメン』組曲では、誰もが知る名曲 ハバネラ「恋は野の鳥」、アンダルシア地方の民族舞曲に着想を得た「アラゴネーズ」など、スペインの情緒あふれる名旋律の数々が、舞曲でめぐる世界の旅へと誘う。

続いては、“ワルツ王”の二つ名で知られるヨハン・シュトラウスII世の生誕200年を祝福する、ウィーン風のニューイヤー・コンサート。第130回で取り上げる「舞踏への勧誘」を手本に、19世紀に大きく花開いた「ウィンナ・ワルツ」や「ポルカ」の名曲の数々を、ウィーン出身のサッシャ・ゲッツェルのタクトで届ける。

第132回では、ディアギレフ主宰のバレエ団「バレエ・リュス」のためにストラヴィンスキーが作曲した バレエ音楽「ペトルーシカ」。ストラヴィンスキーの三大バレエの一つに数えられ、20世紀初頭のバレエ界に新たな風を吹き込んだ名作を、ストラヴィンスキーとの共演の歴史を持つNHK交響楽団の演奏で。

シリーズ最終回は、メキシコの作曲家マルケスによる「ダンソン 第2番」や、アルゼンチン・タンゴの巨匠ピアソラの バンドネオン協奏曲「アコンカグア」 、ミュージカルでおなじみのバーンスタイン『ウエスト・サイド・ストーリー』より「シンフォニック・ダンス」など近代の中南米のダンサブルな傑作が、会場を熱狂のフィナーレへと導く。