赤間凛音と吉沢恋(左)【写真:ロイター】

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パリ五輪・スケートボード女子ストリート

 パリ五輪は28日、スケートボード・女子ストリート決勝が行われた。14歳の吉沢恋(ここ)が272.75点で金メダルを獲得。15歳の赤間凛音(りず)が265.95点で銀メダルを獲得。ワンツーフィニッシュとなった。一時は表彰台独占かと思わせたほどの日本のハイレベルさに、海外も驚き。「素晴らしい冷静沈着ぶり」「日本は向こう10年、スケートボードを支配する」といった声が上がっている。

 パリ五輪公式サイトは「スケートボード:日本の14歳ヨシザワ・ココが女子ストリートで金メダルを掴む」との見出しで記事を公開。「まだ14歳という年齢にもかかわらず、ヨシザワは金メダルを獲得するまでのランを通し、素晴らしい冷静沈着ぶりを見せつけた」と記した。英公共放送BBCも「この14歳は過去のランキングを急上昇させ、最終スコア272.75が五輪デビュー戦での勝利を確かなものにした」と報じ、海外五輪ニュース専門サイト「insidethegames.biz」は「ヨシザワは最高のランと2つのベストトリックで272.75点を記録した」と伝えた。

 決勝2本目のランを終えて、最高得点は赤間の89.26点。吉沢が86.80点、中山も79.77点で続き、この時点でワンツースリー。吉沢が4回目に96.49を叩き出すなど圧巻の演技を披露し逆転で金メダルを獲得し、銀メダルの赤間とともに表彰台に上がった。ハイレベルな争いに海外ファンも驚くばかり。「スケートボードという趣味で日本はアメリカを上回っている」「日本はまさに向こう10年スケートボードを支配するだろう」「日本とブラジルはスケボーでアメリカを抜いたね」などと称賛している。

(THE ANSWER編集部)