「韓国に負けた日本があっさり8強入り」大岩ジャパンの決勝T進出に韓国メディアも反応「参加すらできなかった韓国に比べて」【パリ五輪】
マリのパワーとスピードに手を焼く部分はあったが、粘り強く戦って勝利に結びつけた(C)Getty Images
大岩剛監督率いるU-23日本代表は現地時間7月27日、パリ五輪のグループステージ第2節でマリに1−0と勝利。82分に奪った山本理仁の決勝弾を守り切り、パラグアイを5−0と下した初戦に続く2連勝で決勝トーナメント進出を確定させた。
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日本のグループステージ突破決定に韓国のメディアも反応。『STAR NEWS』はマリ戦を次のように伝えた。
「日本が破竹の2連勝で準々決勝進出を早期に確定。緊迫したマリ戦では勝敗が試合終了間際に決着ついた。日本は82分、ヤマモトが仲間のシュート後に流れてきたボールを転倒しながら押し込み、ゴールネットを揺らした。試合終了間際まで同点ゴールを狙っていたマリは、後半アディショナルタイムにPKを獲得し、同点のチャンスを得た。だが、ドゥンビアのシュート日本のGK小久保玲央ブライアンが阻止。結局、マリは敗北の苦杯を飲んだ」
韓国メディア『mydaily』も日本の決勝トーナメント進出を報じているが、遡ること約3か月前のU-23アジアカップに触れ、「日本はグループリーグで韓国に敗れ、厳しい道のりを歩んだが、トーナメントで全勝してアジアの頂点に立った」と言及。そのうえで「韓国に負けた日本があっさり8強入り」と題した記事でマリ戦をこうレポートしている。
「金メダルを目標に掲げたアジアチャンピオンの日本はオーバーエイジを使わず、若い選手でチームを構成し、堅固な組織力を武器にグループリーグ2連勝。『南米の強豪』パラグアイを撃破して勢いに乗り、『アフリカの伏兵』マリまで1−0で抑えてトーナメント進出を決めた」
ちなみに2024年に入ってから大岩ジャパンの敗戦は2回のみ。3月に行われた国際親善試合のマリ戦(1−3)とアジアカップの韓国戦(0−1)だった。それでも韓国メディア『InterFootball』は「パリ五輪に参加すらできなかった韓国に比べて、日本は本大会で準々決勝進出確定」と予選で敗退した自国との差にハッキリと触れている。
隣国からも注目されるパリ五輪。日本は次戦、現地時間7月30日にイスラエルと対戦する。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]