【茶バルや限定イベントが話題】石川県のアンテナショップ「八重洲いしかわテラス」(東京)

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◆【茶バルや限定イベントが話題】石川県のアンテナショップ「八重洲いしかわテラス」(東京)

地方のアンテナショップを巡って東京で旅気分! 2024年3月に東京・八重洲エリアにオープンした石川県のアンテナショップ「八重洲いしかわテラス」は、グルメや伝統工芸品、観光案内など石川県の魅力や情報の発信拠点。お買い物だけでなく、金箔ソフトや地酒、加賀棒茶がゆっくりいただける「茶バル」や、旬の商品の特設販売を行う「変化するイベント」などお楽しみがいっぱい。

◆アンテナショップのスタッフに聞く、「八重洲いしかわテラス」のここがスゴイ

写真上/2面ガラス張りの明るい店内には、「能登ヒバ」など旬のイベントコーナーも設置、左下/「ビーバー」の限定味、白えび・カニ・フグ(各238円)、右下/「大江山GO 純米大吟醸」(720ml 4400円)など、復興支援共同醸造プロジェクト酒を揃える
石川を感じる空間で地酒や限定商品に出会える
石川県産のスギをふんだんに使った、明るく開放感あふれる「八重洲いしかわテラス」。和傘をモチーフにした天井、「石川」モチーフの寄せ木で飾った壁、珠洲焼の原料で焼き上げたタイルが彩るカウンターなど、随所に石川県の素材が散りばめられ、回遊するだけで気分が上がる。

「石川県は、金沢・加賀・能登と地域に根ざした多様な商品に出会えるのが魅力。店内では、食品から伝統工芸品まで約1000種類の商品を扱っています。

なかでも注目してほしいのは、『つなぐ石川の酒』と題した能登の復興支援酒プロジェクト。店頭には、60〜70種類の日本酒を揃えていて、売上金1本につき200円が石川県と被災した蔵元に寄付されます。地酒に詳しいスタッフも常駐しているので気軽にお尋ねください。

実は石川県は和菓子の消費量日本一。店内には『きんつば』をはじめ、『能登大納言どらやき』や夏季限定の『涼味紙ふうせん』など多彩な和菓子を揃えています。

また、全国的に人気の揚げあられ「ビーバー」ですが、能登産とらふぐを使用した「ふぐビーバー」をはじめ、北陸限定のカニ・白えびなど、6種類がラインアップされているのは、都内では当店のみ。ぜひ食べ比べてみてください」(営業部・石井一宏さん)

◆「八重洲いしかわテラス」に行くべき3つの魅力

日本三大漆器のひとつ、輪島塗の茶托など伝統工芸品も並ぶ
【1】能登の魅力を再発見できる「復興応援ブース」
入口近くには、能登半島地震で被災した蔵元や食品メーカー、伝統工芸の工房の復興を応援するために設置された展示・販売コーナーを設置。全壊した蔵の下で、わずかに残った純酒米をブレンドして作った「能登大慶×天狗酒」(720ml 2200円)をはじめ、輪島塗の茶托や七尾和ろうそくなどの伝統工芸品、能登牛ラーメンなどをピックアップ。能登のヒバ素材をカットした「いしかわピンバッジ」(880円)など、復興応援から生まれたアイテムもあるのでチェックしてみて。


金箔を贅沢に使った「じろあめ金箔ソフト」(1000円)
【2】「茶バル」で金箔に包まれたリッチなソフトを
イートインコーナー「茶バル」でぜひ味わいたいのが、たっぷりの食用金箔で包んだリッチなソフトクリーム「じろあめ金箔ソフト」。ソフトクリーム部分には、金沢でいちばん古い190年以上の歴史を持つ「あめの俵屋」の「じろあめ」を使用。濃厚でやさしい甘さがやみつきに。

ほかに「じろあめソフト」(350円)など、4種類のソフトクリームがラインナップ。スイーツのあとは、石川県の銘茶「献上加賀棒茶」(350円)も味わってみて。


「おうちじかんフェア」など、テーマに合わせた商品がずらり
【3】約3週間ごとに入れ替わる「変化するイベント」コーナー
2カ所にある入口近くには、「変化するイベント」コーナーを設置。約3週間ごとの入れ替えで、テーマに合わせたアイテムの販売や試飲試食などのイベントを展開する。夏は、エッセンシャルオイルやコースターなど石川県木として知られる「能登ヒバ」、能登七尾の華やかなろうそくを揃えた「和ろうそく」など、季節にぴったりなアイテムをセレクト。また、おすすめのお菓子やお茶、コーヒーなどを集めた「おうちじかんフェア」など、石川の魅力をぎゅっと集めたコーナーが登場することも。

◆お土産に!「八重洲いしかわテラス」の売れ筋商品ベスト3

「きんつば 5個入り」(972円)
【1位】きんつば中田屋「きんつば 5個入り」
石川銘菓の代表格と言えば、古都・金沢に本店があるきんつば中田屋の「きんつば」。餡には、艶やかでふっくらとした大納言小豆を厳選。うっすら薄焼きの皮としっとり一体化する餡の炊き具合、さらりとした甘さを引き立てる塩加減により、上品で奥行きのある味わいに。90年の職人技が凝縮した逸品。夏は冷やしていただくのもおすすめ。


「日本酒セット」(1000円)
※取材時点のセット内容で、現在はラインナップが変更になっています
【2位】茶バル「日本酒セット」(イートイン)
時期により銘柄変わる日本酒3種とつまみ3種が楽しめる「日本酒セット」は、「茶バル」でいちばんの人気メニュー。フルーティさとほのかな酸味が好評の「山廃純米 手取川」など、都内では入手困難な銘酒を味わえることも。地元ではおなじみの「さばのへしこ」、「酒粕クリームチーズ」、「磯くるみ」などのおつまみも、気に入れば物販コーナーで購入できるのが嬉しい。


「Nセレクトスパークリング」(720ml 2475円)
【3位】能登ワイン「Nセレクトスパークリング」
能登半島で栽培されたブドウから生まれた、鮮やかなラズベリーピンクのロゼ・スパークリング。いちごや桃を思わせる甘い香りの中に、スパイシーな香りや新芽のような青い香りが清涼感を与えてくれる。甘みと酸味のバランスが絶妙で、ほのかな渋みを感じる気品ある1本は、ギフトにも喜ばれている。

◆読者が選んだイチオシグルメ

「献上加賀棒茶 ティーバッグ」(3g×12個 756円)
【石川県・加賀市】 丸八製茶場「献上加賀棒茶 ティーバッグ」
県民に親しまれている、「茎」の部分を焙煎した焙じ茶「加賀棒茶」。なかでも人気の「献上加賀棒茶」がお手軽なティーバッグになったこちらは、澄みきった琥珀色の水色(すいしょく)と芳ばしい香りが特徴。水出しすると、すっきりとした芳ばしさが温かいお茶よりクリアに感じられる。
読者の口コミ情報
「いただきもので初めて飲みましたが、スッキリとしながらまろやかさもあり、印象に残っているおいしさです」(かりんとうさん)
「香りが豊か、濃く煮出してほうじ茶を使ったパンナコッタにするとおいしい」(すずさん)
「献上と名前についているだけあって上品な味わいのお茶でした。渋味が少なくまろやかなテイストです。和菓子と一緒にゆったりしたいときに飲みたいお茶かな」(リーさん)
「ティーバッグタイプなので楽に加賀棒茶が飲めて良い。賞味期限を含め、お土産にしやすい」(Raiさん)