1年半ぶりの実戦を迎えるロバートソンキー(22年9月撮影、ユーザー提供:べるぞーさん)

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 待ちに待った復帰戦だ。GIIで馬券圏内2回の実績を誇るロバートソンキー(牡7、美浦・林徹厩舎)が、ジュライステークス(3歳上・リステッド・ダ1700m)で1年半ぶりの実戦を迎える。

 ロバートソンキーは父ルーラーシップ、母トウカイメガミ、母の父サンデーサイレンスの血統。祖母の全兄のトウカイテイオーは91年の牡馬2冠など、GIを4勝した歴史的名馬。同じく半弟のトウカイオーザは01年のアルゼンチン共和国杯を制している。

 ここまで12戦4勝。3歳時には1勝馬の身でありながら、神戸新聞杯で3着、菊花賞で6着に健闘。5歳時には天皇賞(春)で7着、オールカマーで2着となり、中長距離戦線のバイプレーヤー的な存在となった。しかし、昨年の日経新春杯で5着に敗れた後、長期の休養へ。6月中旬から乗り込まれ、今回が約1年半ぶりの実戦となる。

 長期のブランクに加え、初のダートとなるだけに楽ではないが、地力でどこまでやれるか。まずは無事に、願わくは次走以降につながる走りを見せてほしい。