【海外発!Breaking News】認知症を患う92歳女性、介護施設の高さ2メートル以上の門を乗り越える(中国)<動画あり>
中国で“高齢者を侮ってはならない”と感じるような動画がSNSで拡散され、話題となっている。動画には、92歳の女性が老人介護施設の閉まった門をよじ登り、外に出てしまう様子が捉えられていた。中国のニュースメディア『蓬勃新闻』などが伝えている。
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中国・山東省煙台市のある老人介護施設で現地時間4日、この介護施設で暮らす92歳になる女性の“脱走劇”を監視カメラが捉えた。女性は閉まった門の格子を両手で握りしめると、片足をかけて門をよじ登り始めた。門は高さ2.15メートルもあるが、女性は何の苦労もなく上まで登りきっている。
そして華麗に足を上げると門の上にまたがり、そのまま外へ着地して何事もなかったかのように歩き出した。しかも脱走にかかった時間は、わずか24秒だった。地元の報道によると、女性は脱走後、同介護施設から3.2キロほど離れた場所で無事に保護されたという。
監視カメラの映像はSNSで拡散されたが、中国のニュースメディア『蓬勃新闻』が中国版TikTok「抖音」に投稿した動画には、「普段から体は元気で、毎日職員とかけっこしています。彼女の主な病状は『壁をよじ登ること』です」と言葉が添えられていた。同介護施設の責任者によると、女性は重度のアルツハイマー型認知症を患っており、普段から家具、窓やドア、壁などをよじ登ろうとする奇行が目立っていたという。
しかし、女性が門を乗り越えたのは今回が初めてで、施設職員らはかなり驚いたようだ。そんな女性の動画には、ユーザーからこのような声が寄せられている。
「私は30歳になるけど、この門をよじ登ることさえできないでしょう。」
「このおばあちゃんがとても身軽すぎて、おかしくて涙が出るほど笑ったわ。」
「これが中国の現状。飛ぶように元気な高齢者とよろよろ歩く若者。」
「おばあちゃんは気が若いんだよ。年齢は彼女にとってただの数字に過ぎないんだね。」
今回の女性の行動は、一歩間違えれば怪我や行方不明になるなど危険な行為だったものの、無事に保護されたことで多くの人に驚きと笑いをもたらしたようだ。
なお高齢化が進む中国では、親の介護で苦労する人が増えているという。昨年11月には、母親を10年間介護してきた男性が疲れ果ててしまい、涙ながらに母親に土下座して「もう、頑張れない、早く逝って欲しい」と懇願する動画が注目を集めていた。
画像は『蓬勃新闻 抖音「92岁阿尔兹海默症老人翻2墙出走,被找到时已走出去2里地,负责人:平时身体可好 天天跟我比赛」』より
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)
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中国・山東省煙台市のある老人介護施設で現地時間4日、この介護施設で暮らす92歳になる女性の“脱走劇”を監視カメラが捉えた。女性は閉まった門の格子を両手で握りしめると、片足をかけて門をよじ登り始めた。門は高さ2.15メートルもあるが、女性は何の苦労もなく上まで登りきっている。
監視カメラの映像はSNSで拡散されたが、中国のニュースメディア『蓬勃新闻』が中国版TikTok「抖音」に投稿した動画には、「普段から体は元気で、毎日職員とかけっこしています。彼女の主な病状は『壁をよじ登ること』です」と言葉が添えられていた。同介護施設の責任者によると、女性は重度のアルツハイマー型認知症を患っており、普段から家具、窓やドア、壁などをよじ登ろうとする奇行が目立っていたという。
しかし、女性が門を乗り越えたのは今回が初めてで、施設職員らはかなり驚いたようだ。そんな女性の動画には、ユーザーからこのような声が寄せられている。
「私は30歳になるけど、この門をよじ登ることさえできないでしょう。」
「このおばあちゃんがとても身軽すぎて、おかしくて涙が出るほど笑ったわ。」
「これが中国の現状。飛ぶように元気な高齢者とよろよろ歩く若者。」
「おばあちゃんは気が若いんだよ。年齢は彼女にとってただの数字に過ぎないんだね。」
今回の女性の行動は、一歩間違えれば怪我や行方不明になるなど危険な行為だったものの、無事に保護されたことで多くの人に驚きと笑いをもたらしたようだ。
なお高齢化が進む中国では、親の介護で苦労する人が増えているという。昨年11月には、母親を10年間介護してきた男性が疲れ果ててしまい、涙ながらに母親に土下座して「もう、頑張れない、早く逝って欲しい」と懇願する動画が注目を集めていた。
画像は『蓬勃新闻 抖音「92岁阿尔兹海默症老人翻2墙出走,被找到时已走出去2里地,负责人:平时身体可好 天天跟我比赛」』より
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)