Unihertz、5G対応小型スマホ「Jelly Max」のクラウドファンディングを開始!5インチ液晶やDimensity 7300、12GB RAM、4000mAh電池など
5G対応小型スマホ「Unihertz Jelly Max」のクラウドファンディングがスタート! |
Unihertz(ユニハーツ)は16日(現地時間)、以前に予告していた小型スマートフォン(スマホ)「Jelly」シリーズの次期モデル「Jelly Max」をクラウドファンディングサイト「Kickstarter」( https://www.kickstarter.com/projects/jellyphone/jelly-max-the-smallest-5g-smartphone/description )にて現地時間(EDT)の2024年7月16日(火)8:00から支援募集開始しています。日本時間(JST)では同日7月16日21:00から。
KickStaterでは支援(プレッジ)に対するリワードとしてのJelly Maxの出荷は2024年10月を予定しており、Jelly Starをリワードとして受け取れる支援額はSuper Early Bird(100個限定)が通常価格の40%OFFの199ドル(約32,000円)、Early Bird(300個限定)が通常価格の35%OFFの219ドル(約35,000円)、KS VIP(500個限定)が通常価格の29%OFFの239ドル(約38,400円)、制限のないKS Specialが通常価格の24%OFFの259ドル(約41,000円)となっています。
なお、Kickstarterにおける支援ではJelly Maxが2台のCouple Package(500個限定)が通常価格の31%OFFの470ドル(約75,000円、約37,000円/台)、3台のFamily Package(500個限定)が通常価格の31%OFFの700ドル(約111,000円、約37,000円/台)、5台のFriends Package(500個限定)が通常価格の32%OFFの1,150ドル(約182,000円、約36,000円/台)、10台のWholesale Package(500個限定)が通常価格の35%OFFの2,200ドル(約349,000円、約35,000円/台)も用意されています。
Jelly MaxはUnihertzが超小型スマホとして展開しているJellyシリーズの次期製品で、これまでのJellyシリーズは発表当時に世界最小4Gスマホだった初代「Jelly Pro」や2世代目「Jelly 2」、そして前機種「Jelly Star」まで3インチサイズ以下でしたが、新たに5Gに対応したことによってかなり大型化しており、これまで正確なサイズは明らかにされていませんでしたが、5インチサイズであることが案内され、同社では性能と携帯性のバランスを取ったとしています。
画面は左上にパンチホールを配置したアスペクト比9:19の約5.05インチHD+(720×1520ドット)液晶で、画面占有率はJelly Starよりも50%向上し、外観はこれまでのJellyシリーズと同様に背面が丸みのある厚いデザインとなっており、Jelly Starに続いて透明な背面パネルを採用してスタイリッシュな外見と滑らかな握り感を実現しているとのこと。また引き継いて本体側面にプログラマブルキーを搭載してお気に入りのアプリなどを素早く起動できます。サイズは約128.7×62.7×16.3mm、質量は約180g、本体色はTransparent Black(ブラック)の1色のみ。
チップセット(SoC)には5Gに対応するに伴ってより高性能な4nm(第2世代TSMC)プロセス(N4P)で製造されたMediaTek製「Dimensity 7300」(オクタコアCPU「2.5GHz Arm Cortex-A78×4+2.0GHz Arm Cortex-A55×4」、ヘキサコアGPU「Arm Mali-G615 MC6」)を搭載し、内蔵メモリー(RAM)も12GBのLPDDR5、内蔵ストレージも256GBのUFS 3.1となり、Jelly Starと比べてCPU性能で+54%、GPU性能で+87%、RAM性能で+36%となっているとのこと。
また電池も4000mAhバッテリーとかなり容量が増加しており、新たに急速充電(最大66W)にも対応し、20分で0%から90%まで充電可能となっているということです。カメラもリアカメラに約1億800万画素CMOS/広角レンズと約800万画素CMOS/望遠レンズのデュアル構成となり、光学3.4倍ズームにも対応するほか、フロントカメラも約3200万画素CMOS/広角レンズを搭載して顔認証に対応するほか、生体認証として背面に指紋センサーも搭載しています。
その他の仕様ではUSB Type-C端子および3.5mmイヤホンマイク端子、microSDXCカードスロット、Wi-Fi 5に対応したIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠(2.4および5GHz)の無線LAN、Bluetoorh 5.3、FMラジオ、赤外線(IR)リモコン、モノラルスピーカー、位置情報取得(A-GNSS:GPS、GLONASS、Galileo、BeiDou、QZSSなど)、加速度センサー、近接センサー、環境光センサー、ジャイロスコープ、電子コンパス、Android 14など。SIMはnanoSIMカード(4FF)が2つのデュアルSIMデュアルVoLTE(DSDV)をサポートしていますが、片方はmicroSDXCカードと共用となっています。
さらにJelly Max用の背面に磁石で装着できるマグネット式アームバンド&クリップとバイクマウントを設計しているとのこと。これにより、サイクリングやハイキング、ランニングなどの屋外活動中にデバイスを安全に固定することができるとしています。加えてパッケージには透明なTPUケースとミニストラップが同梱され、KickStarterの支援者にはJelly Max用の首などに掛けられる長いストラップを作っているとしています。
記事執筆:memn0ck
■関連リンク
・エスマックス(S-MAX)
・エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
・S-MAX - Facebookページ
・Unihertz Jelly Max 関連記事一覧 - S-MAX
・Jelly Max, The Smallest 5G Smartphone ? by Unihertz - Kickstarter
・Unihertz新製品発表