トヨタの「ハイラックス“ダイナ”」実車公開!? “商用トラック”合体させた迫力モデル! 唯一無二な「本格派」登場
トヨタ「ハイラックス」に「ダイナ」を合体!?
2024年7月5日から3日間、群馬県高崎市のGメッセ群馬にて「群馬パーツショー 2024」が開催されました。
なかでも群馬トヨタの認定中古車のコーナーに、トヨタ「ハイラックス」をベースとしたカスタムカーが並んでいました。
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毎年群馬トヨタグループが開催している群馬パーツショーは、メーカー90社以上による自動車パーツやアクセサリーの販売のほか、実車の展示、販売も行われており、今年2024年で24回目となります。
会場にはさまざまなクルマが並ぶなか、群馬トヨタの認定中古車のコーナーには鮮やかなレッドカラーが光るハイラックスのカスタムカーが展示されていました。
ハイラックスといえば、1968年に初代が登場したミドルサイズのピックアップトラック。
堅牢なラダーフレームや四輪駆動システムにより、優れた悪路走破性と信頼性を両立し、世界各国で高い評価を得ています。
現行モデルは2015年に発表された8代目で、日本市場に約13年ぶりに再導入され、人気を博しています。
展示されていた車両はこの8代目ですが、リア側へ回ると、何やら荷台に違和感があります。このクルマについて、会場の担当者は以下のように話します。
「このハイラックスは改良前の現行モデルになるのですが、当時RVパークの特装車を担当する部署がカスタムして製作したものを、今回のタイミングで通常の小売として販売することになりました。
後ろの荷台は、実は『ダイナ』の荷台を切って取り付けています。
車両はかなりいろんなところがカスタムされていて、値段をつけるのはかなり難しかったです」
後ろには、通常のハイラックスの荷台ではなく、2トン積の小型トラック「ダイナ」の荷台を切って取り付けられているとのこと。
イベントなどで数年使用していて、ある程度年数が経過したことで、今回のイベントで売りに出したといいます。
ダイナを取り付けた理由について聞いてみると、前出の担当者は以下のように話します。
「特別な理由というより、当時『やってみよう』という取り組みで、おそらくカスタムされたものだと思われます。
聞いた話だと、ダイナの荷台を寸切りして規格におさまるようにして、追突防止のプレート入れたりなど、かなり細かいところまで手が加えられているようです」
ほかにも車高のリフトアップや、ルーフ部分にラッピングフィルムでブラックカラーがあしらわれ2トーン仕様になっているなど細かい部分までカスタムされ、他で見ることのないユニークな1台となっています。
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反響について担当者は、「ここまで改造しているので、好みは分かれるかなと思います。
ただ、自分でこれをやろうと思うとものすごく費用がかかると思うので、気に入っていただける方もいるのかなとは思います」と話します。
当日は興味津々に眺めるユーザーのほか、SNSでも「これがディーラー中古車で売ってるとは…最高すぎる」「純正の流れを無視した荷台イイ」などのコメントも寄せられるなど、注目の高い1台となっていました。
なお当日は337万2000円の価格で販売されていました。