2023年大納会終値と2024年7月5日終値を比較、株価下落率が大きい順にランキング

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(写真:AP/アフロ)

2024年も半年が過ぎ、株式市場は高値圏で上昇トレンドを形成している。そうした上昇相場の中で逆行安となり、株価下落率の大きい300社のランキングを作成した(2023年大納会終値と2024年7月5日終値を比較、株価上昇率のマイナスが大きい順にランキング。一部社名は略称)。

→『2024年前半の「時価総額」減少額ランキング300社』はこちら

有報の提出遅延で株価が一時急落

首位のENECHANGEは、電力・ガス切り替えプラットフォームを運営。7月5日終値ベースでの株価下落率は80.7%となった。6月27日に2023年12月期有価証券報告書の提出遅延を発表して株価が急落した。しかし、7月9日に提出完了を発表し、株価が急反発するなど足元の値動きは激しくなっている。

2位のアジャイルメディア・ネットワークは、口コミを促進するためのイベントの運営支援などを実施する「アンバサダープログラム」を提供している。業績低迷が続き、自己資本が枯渇。株価下落率は75.1%に達した。

3位のJTOWERの株価は、67.2%下落。携帯キャリア各社の屋内通信設備を共用化する事業が主力で、NTTドコモからの鉄塔取得に伴う固定資産税の大幅増や支払い利息が膨らみ、今2025年3月期は最終赤字の見通しだ。

全体では、株価が30%以上下落した会社は103社に上った。

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まずは1〜50位


次は52〜99位


次は102〜150位


次は153〜200位


次は202〜249位


最後に251〜299位


(東洋経済オンライン編集部)