“オールスター”である理由を証明! 今永昇太、8勝目に「素晴らしいパフォーマンス」と現地も賛辞 オリオールズ打線を抑え込む

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今永が前半戦最終登板で見事な投球を披露した(C)Getty Images

 カブスの今永昇太が現地時間7月10日(日本時間11日)、敵地でのオリオールズ戦に先発登板し、6回100球を投げて6安打無失点1四球、6奪三振という内容で今季8勝目をマークした。

【動画】前半戦最終登板で好投!今永昇太が6回をシャットアウト

 今永は初回、四球と安打で出塁を許したものの無失点で切り抜けると、2回、3回も走者を置きながら得点を与えなかった。4回は三者凡退で抑え、5回、6回も安打を許したが無失点。鈴木誠也の適時打などで3点の援護をもらった左腕はスコアボードに「0」を並べていった。

 防御率も「2.97」となり、再び2点台となった。ア・リーグ東地区首位に立つオリオールズ打線を相手に今季11度目となるQS(クオリティ・スタート)を達成。QS率は64.7%を記録し、リーグ4位となっている。球宴前の前半戦最終登板で見事な投球を披露し、現地メディアも賛辞を贈っている。

 『Marquee Sports Network』のトニー・アンドラーキ氏は自身のXで「ショウタ・イマナガがまたしても素晴らしいパフォーマンス。彼がオールスターである理由を証明している」と投稿し、「ナ・リーグの新人王候補」とも記した。

 メジャー移籍1年目でオールスターに選出され、日本選手では9人目となった今永は、この日の試合終了時点で17試合に登板して8勝2敗、防御率2.97という成績となった。4月には無傷の5連勝を飾り、驚異の防御率0.98をマークしてカブスの先発の柱を担ってきた。
 
 前半戦最後の登板でまさに“オールスター”であることを証明した背番号「18」。球宴では、昨年3月にWBCで共に世界一を成し遂げて以来、大谷翔平とナ・リーグのメンバーとして戦うことになる。夢の祭典のマウンドに上がる今永の投球を楽しみに待ちたい。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]