タレントの大竹まことがパーソナリティを務めるラジオ番組『大竹まことゴールデンラジオ』(文化放送・毎週月~金曜13:00~15:30)
7月8日の放送では大竹が、経済アナリストの森永卓郎氏と共に、東京都知事選に関する記事を取り上げながら、今回の選挙の印象を述べた。

大竹まこと なんかこう、今までやってきたことも含めてちゃんと討論会みたいなものはテレビでやって欲しかったな…と

森永卓郎氏 もうね、ラジオもそうなんですけど平等に扱わなきゃいけないとなっても、50人以上出ると平等になんか扱えないわけですよ。小池さんが政策論争を避けたっていう事情があったにせよ、やはり選挙というのは政策を選ぶものだと私は思うんですけど…。安倍さんが2年前に銃弾に倒れて以降、なんだかこの国の政治の仕組みがおかしくなってきた。だってポスターだって知らない犬がでできたり、政見放送で「私暑いから脱いじゃおうかな」なんてものはふざけるんじゃないぞって個人的には思います。ちゃんと政策を語れよと。あんなことをしていて、私も時間と費用の無駄遣いだと思います

大竹 見る方も、政見放送を聴こうと思ったらですからね。時間を無駄にしちゃったと思いますよね

森永氏 選挙妨害事件もありましたし、みんなが抱えてきた選挙の常識が隙間をつくような形でぶっ壊されたという。だから少し落ち着いたら国会でどうしたらこういう馬鹿げた選挙をやめさせることができるのかというのを真剣に考えた方がいいと思いますけどね

大竹 そうですね。今のところ止める手立てはないですからね

森永氏 例えば供託金を大幅に値上げしろという人もいるんですけど、そういうことをすると本当に政治的な信念があって世の中を変えようとする人が出られなくなる。だからどうしたらいいのかというのは…ただみんなの倫理観に任せているだけではどうにもならないというところまできているなと私は思いましたけれども

大竹 そうだねー。あとやっぱり政策をちゃんと言ってくれないとなと僕は思っていて。8年間何をやってきたかというのも功績ももちろんあると思いますけど、メディアもそこをちゃんと書いてこなくちゃ来なくちゃいけないですよね。追求して良いところは良い、ダメなところはダメという評価をそれなりにして欲しかったなと