連日、災害級の暑さが続いていますが、一連の猛暑のピークは明日7日(日)となりそうです。明日の七夕は、西日本〜東日本は広く晴れて、関東の内陸を中心に今年初の40℃超えになるおそれ。夜も気温の下がり方は鈍く、天体観測は万全は熱中症対策が必要です。

猛暑日地点が急増

7月に入り、連日、災害級の暑さが続いています。900地点あまりある全国アメダスの内、最高気温が35℃以上の猛暑日地点は、日に日に増加し、昨日5日(金)は162地点と今年はじめて100地点を超えました。三重県松阪市飯南(粥見)では39.7℃(観測史上1位)と、40℃に迫る猛暑となりました。

猛暑日地点】
7月1日:1地点
7月2日:3地点
7月3日:44地点
7月4日:64地点
7月5日162地点

今日6日(土)も、西日本や東海を中心に午前中から所々で35℃以上の猛暑日となっていて、名古屋市では3日連続の猛暑日となっています。

七夕猛暑のピーク

一連の猛暑のピークは明日7日(日)。猛暑日は今年最高の200地点を予想しています。

上空1500メートルで24℃以上と、晴れれば地上気温が40℃超えとなる暖気が流れ込むためです。

秩父や前橋など関東の内陸を中心に、今年初の40℃以上となるおそれがあるため、熱中症に厳重な警戒が必要です。

夜も危険な暑さ

連日の猛暑気温が下がりきらず、最低気温も日に日に上がっています。東京都心は、今日6日(土)で3日連続の熱帯夜(夜間の気温が25℃以上)となりました。

明日7日(日)は、30℃以上の時間帯が、東京都心では朝9時頃〜夜7時頃まで10時間くらい、名古屋は朝9時前〜夜10時頃まで13時間くらい長時間暑さが続きます。

西日本〜東日本では、夜も晴れて、天の川など天体観測が楽しめますが、夜もこまめに水分や休憩を取り、熱中症対策は万全に行いましょう。

関東では災害級の暑さは、8日(月)にかけて続く見込みです。来週中頃からは梅雨空が戻るため、猛烈な暑さは収まりますが、湿度が高く不快な蒸し暑さが続きます。引き続き、熱中症に警戒が必要です。