プレインコートの全兄のケイデンスコール(22年2月撮影、ユーザー提供:くまさん)

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 重賞勝ち馬2頭の妹となるプレインコート(牝2、栗東・吉岡辰弥厩舎)が、土曜小倉5Rの2歳新馬(芝1200m)でデビュー勝ちを狙う。

 プレインコートは父ロードカナロア、母インダクティ、母の父ハーツクライの血統。全兄のケイデンスコールは18年の新潟2歳S、21年の京都金杯とマイラーズCの覇者。19年のNHKマイルCではアドマイヤマーズの2着だった。そして半兄のインダストリアは昨年のダービー卿CTの勝ち馬。さらに母のきょうだいにもバランスオブゲーム、フェイムゲームと2頭の重賞ウイナーがいる。

 ここまで坂路とCWを併用して乗り込まれてきた。6月29日の坂路では4F53秒1-1F12秒3で動けているので、少なくとも水準の能力はある。川田将雅騎手の手綱も頼もしく、初戦から好勝負を期待したい。