ホンダが「スゴいSUV」発表! 斬新な「画期的なユニット」搭載! 新型「CR-V」がアメリカで発売!

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「CR-V e:FCEV」に3つのリースプランを設定

 2024年6月26日にホンダの米国法人は、プラグインFCEVである2025年型「CR-V e:FCEV」のリースプランを発表しました。

ホンダ 新型「CR-V e:FCEV」とはどんなクルマ?

 CR-V e:FCEVは2024年2月に公開された、外部から充電可能なプラグイン機能を持つSUVタイプのFCEVです。

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 FCEVが持つ長い航続距離と水素の充填時間の短さといった特長はそのままに、家庭や外出先で充電できるプラグイン機能を加えることで利便性をさらに高めています。

 これにより、一充填走行距離はEPA基準で434km以上、EV走行可能距離は46km以上としています。

 搭載されている燃料電池システムは、ホンダとゼネラルモーターズが共同で開発したもので、米国ミシガン州ブラウンズタウンのFuel Cell System Manufacturing LLC(以下、FCSM)で生産しています。

 燃料電池システムの普及・活用拡大において、コストや耐久性が主な課題とされるなか、この燃料電池システムは、電極への革新材料の適用やセルシール構造の進化、補機の簡素化、生産性の向上などを図ることで、同社の燃料電池車「クラリティ FUEL CELL」(2019年モデル)に搭載していた燃料電池システムに対して、コストを3分の1に低減。

 また耐食材料の適用や劣化抑制制御により、耐久性を2倍に向上させるとともに、耐低温性も大幅に向上させています。

 一方で装備も非常に充実しており、10.2インチのデジタル計器ディスプレイに、ワイヤレスApple CarPlayやAndroid Autoに対応した9インチのタッチスクリーンのほか、12スピーカーのBoseプレミアムオーディオシステム、電動調節式ヒーター付きフロントシート及びステアリングホイール、さらにサスティナブルなレザーシートなどが含まれています。

 また充電・給電データに加え、水素ステーション情報などの拡張機能を備えた「ホンダリンク」を標準装備。

 さらに便利な機能として、同梱のホンダ電源コネクターには最大1500Wの電力を供給できる110Vの電源コンセントが備わっており、小型家電、ポータブルエアコン、キャンプ用品などへ電源を供給することができます。

 パワートレインは燃料電池システムとエアポンプ、モーターおよびギアボックスを一体化したパワーユニットをフロントに搭載。

 前輪を駆動させ、推定電力出力は92.2kW、モーターの最高出力174馬力、最大トルク310Nmを誇ります。
 
 今回の発表では、2年間/月々489ドル(約7万8500円)、3年間/月々459ドル(約7万3600円)、6年間/月々389ドル(約6万2400円)の3種類のリースプランが設定されました。

 リース特典として各プランに応じた水素燃料補給クレジットが付与されるほか、カリフォルニア州滞在中に最大21日間エイビスのレンタカーを利用できる権利、24時間年中無休のロードサイドアシスタンス、カリフォルニア州のクリーンエア車両ステッカーの取得資格などが含まれるとのことです。

 これらのリースプランはカリフォルニア州にある12店舗のホンダディーラーを通じて利用することができ、同年7月9日から販売が開始されます。