ディナモ・ザグレブを退団した金子拓郎【写真:Getty Images】

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金子拓郎がレンタル期間終了でディナモ・ザグレブを退団

 クロアチア1部ディナモ・ザグレブは6月30日、MF金子拓郎がレンタル期間終了で退団することを発表した。

 今後の去就についてファンもさまざまな見解を寄せている。

 現在26歳の金子は、2020年に日本大学から北海道コンサドーレ札幌に加入。同年にはJ1リーグ31試合4得点をマークすると、その後も主力として定着していく。23年7月には、ディナモ・ザグレブへと期限付き移籍が決定。海外挑戦を決断した。

 2023-24シーズン、金子は公式戦41に出場し5ゴール6アシストを記録。そんななかディナモ・ザグレブは6月30日、公式X(旧ツイッター)で「金子拓郎は期限付き移籍を終えて日本へ帰国する。ありがとう、タクロウ」と公表した。

 この投稿に関して「コンサドーレを救うために戻ってきて」「戻ってくれると嬉しい」「次の行き先がすごく気になる」「どこへ行くのか?」「札幌を助けて!」といった声が寄せられている。今後の去就が気になるファンも多いようだ。

 保有元の札幌は現在、“泥沼”の7連敗と不調。これは12シーズンぶりの不名誉な記録となり、苦しんでいる。金子は2023シーズン、半年間の在籍ながらJ1ドリブル総数で1位(156回)を記録。また、チャンスクリエイト数では札幌のなかでトップの58回だった。

 J1最下位に低迷するチームに金子が戻ってくれば、十二分に戦力となるはずだが、果たして次はどのクラブに行く決断をするのだろうか。(FOOTBALL ZONE編集部)