AT5分までのイングランドは“サウスゲイト史上最悪”の出来!? あわやのハーフウェイライン弾に注目集まる
![つまらないミスを犯してしまったストーンズ photo/Getty Images](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/b/5/b5649_1638_a4cf18c5_1133732b-m.jpg)
EURO2024決勝トーナメント・ラウンド16でスロバキア代表と対戦したイングランド代表。前半の25分にイヴァン・シュランツのゴールで先制され、そのままアディショナルタイムまで同点に追いつくことができず、絶望的な空気が漂うゲームだった。しかし、アディショナルタイム5分にMFジュード・ベリンガムが劇的なバイシクル弾を突き刺し、チームを救っている。
しかし、この土壇場の同点弾も意味をなさなかった可能性がある。英『Daily Mail』が注目したのは55分のシーンだ。フリーキックからシンプルな横パスがジョン・ストーンズに送られたのだが、ストーンズはこれに反応できず、ダビッド・ストレレツにボールをかっさらわれてしまう。ストレレツはそのままハーフウェイライン付近からロングシュートを放ち、GKジョーダン・ピックフォードの頭上を超えていくが、わずかボール2つ分ほど枠の右に逸れたことでイングランドは命拾いした。
ベリンガムの土壇場のゴールによって息を吹き返したイングランドだったが、パフォーマンスの改善は変わらぬ課題であるはずだ。大きな勝利を呼び込んだことによってチームの雰囲気を変えることができるか、注目される。