ホンダ「新型コンパクトミニバン」発売! 8年ぶり“全面刷新”でめちゃ「カクカクデザイン」採用! 上質になった「新型フリード」 250万円から

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ホンダの「主力ミニバン」8年ぶり全面刷新し発売

 ホンダは2024年6月27日、新型コンパクトミニバン「フリード」を発表しました。
 
 翌28日の発売を予定しています。

8年ぶり全面刷新した新型「フリード」(画像はe:HEV クロスター)

 フリードは2008年に登場しました。全長や全幅を抑え小型車(5ナンバー)枠に収めたコンパクトなボディに、両側スライドドアと3列シートを採用し、使い勝手のよさが支持されています。

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 現在、ホンダの乗用車ラインナップでは軽スーパーハイトワゴン「N-BOX」、コンパクトSUV「ヴェゼル」に次ぐ主力モデルです。

 今回、8年ぶりに全面刷新を果たして3代目となった新型では、内外装やパワートレインを一新。安全性能も向上しています。

 エクステリアはモダンで洗練されたスクエア基調のフロント・リアデザインに、張りのあるボディサイドを組み合わせ、信頼感や使い勝手を感じさせる印象に仕上げています。

 ボディサイズは全長4310mm×全幅1695mm-1720mm×全高1755mm、ホイールベースは2740mmです。

 インテリアは水平基調で運転しやすいノイズレスな空間を追求。視界の良さを確保するとともに、見やすい7インチ液晶メーターを装備し、運転のしやすさも高めています。

 各部には大容量の収納を設け、取り出しやすいトレーを配置するなど使い勝手を向上。クオータウインドウの視界を広げ、後席エアコンも設定することで、2・3列目の快適性も高めています。

 パワートレインは、1.5リッターガソリンエンジン搭載モデルと最新の2モーターハイブリッドシステム「e:HEV」搭載モデルを用意しました。どちらも駆動方式はFFと走行性能を高めた「リアルタイム4WD」を設定しています。

 先進機能では「ホンダ センシング」を全タイプで標準装備。フロントワイドビューカメラと前後8基のソナーを用いたことで、安全性能を向上。

 さらに、渋滞支援機能や近距離衝突軽減ブレーキ、後退出庫サポート、ブラインドスポットインフォメーションなども追加され、先進機能も刷新されました。

 ラインナップは上質でシンプルな「AIR(エアー)」と、アウトドアテイストを強めた「CROSSTAR(クロスター)」の2モデルを基本に、6人乗り/7人乗りいずれも設定。クロスターでは2列シートの5人乗り仕様も用意されます。

 クロスターでは、メタル調のフロントグリルや大開口のロアグリル、バンパーロアのブラックアウト化などを装備し、アウトドアテイストを強めています。

 ボディサイドも無塗装樹脂のアーチモールを備えてワイドボディ化を図り、存在感を向上。同時にフリード初の3ナンバーとなっています。

 リア周りもバンパー中央にプロテクター感のあるパネルを備えた無塗装樹脂とし、SUV車のような堅牢感を表現しています。

 新型フリードの価格(消費税込)は250万8000円から343万7500円です。

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 なお、ラインナップでは福祉車両としてクロスターに「スロープ車」と「リフトアップシート車」を設定。

 スロープ車では電動ウインチと「スーパーフレックススロープ」、上級モデルのみのリアエアコンを標準装備することで、車いす乗員の護送だけでなく、レジャーなどの普段使いでも活用できるようになっています。

 価格(消費税非課税)は、スロープ車が297万7000円から329万5000円、リフトアップシート車が299万5000円です。