PCの性能を簡単に測定可能で設定やキャラメイクも自由自在な「ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー ベンチマーク」を使ってみた
スクウェアエニックスの「ファイナルファンタジーXIV」は、エオルゼアを舞台に冒険を繰り広げるMMORPGです。そんなファイナルファンタジーXIVでは、実際にゲームで使用されるマップやキャラクターなどを表示し、自分のPCに搭載されたCPUやGPUの性能を確認できるベンチマークソフトが提供されています。
ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー ベンチマーク
https://jp.finalfantasyxiv.com/benchmark/
使用許諾契約書が表示されるので、下方向にスクロール。
「同意する」をクリックします。
自動的にベンチマークソフトなどが含まれたZIPファイル(ファイルサイズ:4.0GB)がダウンロードされます。ダウンロードが完了したら、Windows標準機能や対応ツールを用いて任意の場所に展開します。
展開したフォルダの中に保存されている「ffxiv-dawntrail-bench.exe」をダブルクリックして起動。
使用許諾契約書への同意が求められるので「同意する」をクリック。
ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー ベンチマークのメイン画面はこんな感じ。「スタート」をクリックするとベンチマークが始まります。
ベンチマークではデスクトップにゲームのワンシーンが描画され、画面左下にスコアがリアルタイムで加算されていきます。
ベンチマーク実行中のGPU使用率はこんな感じ。なお、テストPCに搭載しているグラフィックボードは「NVIDIA GeForce RTX 3060」で、CPUは「Intel Core i7 6800K」です。
CPU使用率が以下。ベンチマーク実行中は全てのスレッドを有効活用しています。
ベンチマークが終わると、「評価」「読込時間」「スコア」が表示されます。今回は評価が「とても快適」で、読み込み時間は14.862秒、スコアは1万2697点でした。このまましばらく待つと、自動で結果表示画面が閉じられます。
ベンチマーク結果画面が閉じられると、ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー ベンチマークの起動画面が表示されます。また、直前にベンチマークを実行した日時や画質設定、スコア、評価が表示されます。
また、ベンチマーク結果をテキストファイルとして出力できます。
レポートの内容はこんな感じ。ベンチマークを実行した日時やスコア、平均フレームレートや最低フレームレートのほかに、詳細な設定やマシン構成なども確認できます。
ベンチマーク結果をファイナルファンタジーXIV公式プレイヤーズサイトであるThe Lodestoneや、X(旧Twitter)、Facebookに投稿するボタンも配置されています。
「設定変更」をクリックすることで画質設定などを変更可能。
「グラフィック設定 1」では、グラフィック設定のプリセットを切り替えられるほか、解像度設定、描画設定を変更することができます。
プリセットの一覧がこんな感じ。「最高品質」「高品質(デスクトップPC)」「高品質(ノートPC)」「標準品質(デスクトップPC)」「標準品質(ノートPC)」で設定可能で、デフォルトでは「高品質(ノートPC)」が設定されていました。
「グラフィック設定 2」ではリアルタイムリフレクションやアンチエイリアス、ライティングの品質、細かい草の表示量などを設定可能。
「グラフィック設定 3」は背景や水面の細かい凹凸表現や照り返しの表現、影の表現や設定を調整できます。
「グラフィック設定 4」はテクスチャ品質や揺れの表現、画面効果、カットシーンを設定可能。
「ディスプレイ設定」では、メインディスプレイの選択やスクリーンモードの設定、解像度、ガンマ補正などを設定できます。
なお、解像度は「1025×768」「1280×720」「1920×1080」などが選択可能で、デフォルトでは1920×1080が設定されていました。
続く「サウンド設定」ではマスターボリュームやBGMの音量を個別に設定できます。
「その他」の設定項目はこんな感じ。
設定が完了したら「OK」をクリックして設定画面を閉じます。
ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー ベンチマークにはキャラクター作成機能も搭載されています。キャラクター作成機能を使うには起動画面下部の「キャスティング・キャラクター作成」をクリック。
キャラクター作成では、種族や性別が選択可能。
また、身長や体格など、細かな設定も可能です。
作成したキャラクターデータをファイナルファンタジーXIVの製品版で引き継ぐこともできます。
作成したキャラクターは主人公としてベンチマークの中に登場します。