Thermaltakeは、PCケースの新製品を多数出展していた。タワー型の「The Tower」シリーズでは、Mini-ITXケースの「The Tower 250」が登場。microATX用の既存モデル「The Tower 300」と同様の八角柱デザインを採用したほか、36cmラジエータが搭載可能であるなど、Mini-ITXながら冷却性能も強化されている。

「The Tower 250」は、「同 300」を小型化したスタイル

横置きにも対応。よりショーケースっぽくなる

また「The Tower 600」は、八角柱デザインを採用したATXモデルとなる。注目は、最新の背面コネクタ仕様のマザーボードにも対応すること。同シリーズは豊富なカラバリも特徴の1つであるが、新色として「Hydrangea Blue」(あじさいブルー)が登場。高性能でなおかつ可愛いデザインのPCを実現できるだろう。

「The Tower 600」のデモ機。全4色で、これが新色のHydrangea Blue

マザーボードは、ASUSの背面コネクタ「BTF」モデルが入っていた

そして「CTE E550 TG」は、3面に強化ガラスを採用したピラーレスのミドルタワーケース。この製品がユニークなのは、フロントと左サイドに加え、リアまでガラスになっていることだ。ガラスケースは一般にエアフローが弱点になりやすいが、この製品は煙突効果により、しっかり冷却できる。背面コネクタにも対応する。

「CTE E550 TG」は、リアまでガラスなのが非常にユニーク

ケースの裏側。背面コネクタに対応していることが分かる