【なるほど】飛行機で「機内持ち込み」派に朗報→42Lサイズや見た目アルミの軽い樹脂製のキャリーケースなど、納得しかない
インバウンドによるオーバーツーリズムや、円安を受けてGWの過ごし方も国内旅行が人気だったようです。そんな中、バッグやスーツケースを手がけるエースが新モデルの内覧会を開きました。
会場に顔を出すと、荷物整理の達人として「パッ王(キング)」のあだ名を持つ、同社の難波敏史さんが案内してくれましたよ。しかし、相変わらずイケオジだ……笑。
荷物整理の達人で「パッ王(キング)」のあだ名を持つエースの難波敏史さん※写真は2019年取材時のもの
高級感ある見た目と軽量性を両立
「まずはコレね!」としょっぱなから力強くプッシュしてくれたのが、20周年を迎えた日本製トラベルバッグブランド「PROTECA(プロテカ)」シリーズ。
同シリーズは北海道・赤平工場で製造され、日本の職人による技術と徹底した独自品質管理など、「新・日本製」による安心・安全という価値を持つエースを代表するシリーズです。その中でも、限定モデル「スタリアCXR 20th LTD2」に目がいきました。
「水平垂直リブデザインが特徴の高機能モデル『スタリア CXR』の20周年記念限定モデルですね、機内持ち込みサイズと預け入れサイズ、トランク型の3サイズで、ポリカーボネート混合樹脂にアルミニウムの薄い膜を蒸着させたのが特徴ですよ」
アルミニウムの薄い膜を蒸着させた限定モデル「スタリアCXR 20th LTD2」
見た目はアルミの質感による高級感を出し、でも樹脂なので軽くて取り回ししやすい、というのが本モデルの強み。金属の質感が格好いいですねー。
実は筆者、飛行機の中で頭上の荷物入れに収納する時、所有する金属製のキャリーケースが重く、毎回危なかっしいのですよ……。いつか出し入れで落とすのでは、とドキドキしているので、この軽さはいい。
見た目以外にも、高耐久性クロム鋼ベアリングを採用した「ベアロンホイール」、体感音量を大幅に軽減したという「サイレントキャスター」も搭載するなど機能性もバッチリ。
色はシルバーとシャンパンゴールドが用意されますが、シャンパンゴールドは機内持ち込みサイズ「37L」(8万4,700円)のみの展開です。ちょっとサイズ違いでそろえたいと思えるモデルでした。
空港でバタバタしない
サイズといえば、難波さんによると、日本人はキャリーケースに「サイズオーバーにならないギリギリのサイズ」を好み、インバウンドの人は「とにかく大型サイズ」を手に取ると言います。
「日比谷のプロテカショップには、その店舗限定の大きいサイズの製品があるのですが、コロナ禍が落ち着いてからはお店に来る人の半分以上がインバウンドのお客さん。みんな日本製のスーツケースを求めていて、プロテカは唯一、素材から組み立てまで一貫して国内で製造する『MADE IN JAPAN』が選ぶ理由みたいですよ」
逆に日本人は機内持ち込みでき、かつ容量は最大という視点でスーツケースを選ぶそうです。そんな話しから、次に紹介されたのが「MAXPASS4(マックスパス4)」。
ワンタッチオープン式フロントポケットを備えた「MAXPASS4(マックスパス4)」
新開発のワンタッチオープン式フロントポケットを備えていて、機内持込可能でありながら「40L」(8万1,400円)という高い収納力を実現したのが特徴です。
さらに、既存の国際線・国内線100 席以上の航空機に対応した機内持込サイズに加え、LCC機内持込サイズも用意され、国内に就航する多くのLCC に対応した3 辺サイズを選定しています。これは至れり尽くせりでは!
フロントポケットは指1本で開閉できる新開発のワンタッチのロックシステムで、ポケットから本体の収容部にアクセスできるので、中の荷物を手軽に取り出せます。
指一本で開閉できる
フロントポケット内から本体収納部にアクセス可能
「以前のモデルはフロントポケットが独立する構造でしたが、使い勝手を考えて奥のファスナーから本体へアクセスできる仕様にアップデートしてるんです。なので空港でキャリーケースを立てたまま中の荷物も取り出せます」
筆者も空港に着いて「あ、あれ手元に欲しいな……」と慌ててその場でキャリーケースを広げることがよくあります。こうした手間が解消されるのは地味に嬉しい。
大容量かつ機内持ち込みできる
長年の出張経験で培ってきた収納技術で「他の人の1.5倍多く収容するテクニック」を会得した難波さん。収納に対する意識は高く、だからこそ「一般の旅行者へ刺さる」ツボを押さえた製品をしっかり紹介してくれます。
「さすがやー」と一人で納得する筆者へ、グイグイとさらに寄せてくる難波さん。
「今紹介したマックスパス4より大きい機内持ち込み製品もあります。これ、42L入りますよ」
「MAXPASS SOFT4(マックスパス ソフト4)」
と持ってきたのが「MAXPASS SOFT4(マックスパス ソフト4)」です。機内持ち込みできるのに42Lという大容量サイズ、ソフトタイプですがケース下部はポリプロピレン製のボトムパンを採用しているので走行安定性を高めてあるのも特徴ですって。
下部はポリプロピレン製のボトムパンを採用、膨らみはペットボトルを収容できるポケットになっている
「頑丈なボトムバンがあるので、荷物を詰め込んでも『たわみで走行に支障が出る』というのが無い、安定性は凄いですよ」
と太鼓判を押す難波さんでした。
さらに「ハードタイプのキャリーケースは素材の特性上、柔軟性が無いけど、ソフトタイプは少し膨らむから、荷物を目一杯詰めても、何とかなっちゃう場合もあるよね」と裏技情報も。
ソフトタイプだから柔軟性もある
たしかに力技でエイヤとジッパーを締めても、規定サイズ内なら持ち込みできますからね。
旅行帰りの空港で最後のお土産を買って四苦八苦した経験ありませんか? 荷物整理の達人だけに、引き出しが多い!
もちろん軽さも強みで、「42Lサイズ」(6万4,900円)が2.5kg、「23Lサイズ」(5万8,300円)が2.1Kgと空なら片手で軽々と持ち上がります。取り回しが本当に快適でした。
軽いので取り回しが楽々
なお42Lは「国際線・国内線の100席以上の航空機」に対応する機内持込基準内、23Lは「100席未満の航空機」に対応する機内持込サイズとなります。
紹介した、アルミ蒸着の「スタリアCXR 20th LTD2」は9月下旬、フロントポケット搭載の「MAXPASS4」は8月下旬、機内持込サイズ容量最大級ソフトラゲージ「マックスパス ソフト4」は9月下旬の発売予定となります。
筆者もそうですが、極力荷物は持ち込み、手荷物受取所での時間ロスを避けたい人には今回紹介した製品たちは魅力的ではないでしょうか。
またLCC利用で極力金額をかけたくない方も要注目ですね!
会場に顔を出すと、荷物整理の達人として「パッ王(キング)」のあだ名を持つ、同社の難波敏史さんが案内してくれましたよ。しかし、相変わらずイケオジだ……笑。
荷物整理の達人で「パッ王(キング)」のあだ名を持つエースの難波敏史さん※写真は2019年取材時のもの
「まずはコレね!」としょっぱなから力強くプッシュしてくれたのが、20周年を迎えた日本製トラベルバッグブランド「PROTECA(プロテカ)」シリーズ。
同シリーズは北海道・赤平工場で製造され、日本の職人による技術と徹底した独自品質管理など、「新・日本製」による安心・安全という価値を持つエースを代表するシリーズです。その中でも、限定モデル「スタリアCXR 20th LTD2」に目がいきました。
「水平垂直リブデザインが特徴の高機能モデル『スタリア CXR』の20周年記念限定モデルですね、機内持ち込みサイズと預け入れサイズ、トランク型の3サイズで、ポリカーボネート混合樹脂にアルミニウムの薄い膜を蒸着させたのが特徴ですよ」
アルミニウムの薄い膜を蒸着させた限定モデル「スタリアCXR 20th LTD2」
見た目はアルミの質感による高級感を出し、でも樹脂なので軽くて取り回ししやすい、というのが本モデルの強み。金属の質感が格好いいですねー。
実は筆者、飛行機の中で頭上の荷物入れに収納する時、所有する金属製のキャリーケースが重く、毎回危なかっしいのですよ……。いつか出し入れで落とすのでは、とドキドキしているので、この軽さはいい。
見た目以外にも、高耐久性クロム鋼ベアリングを採用した「ベアロンホイール」、体感音量を大幅に軽減したという「サイレントキャスター」も搭載するなど機能性もバッチリ。
色はシルバーとシャンパンゴールドが用意されますが、シャンパンゴールドは機内持ち込みサイズ「37L」(8万4,700円)のみの展開です。ちょっとサイズ違いでそろえたいと思えるモデルでした。
空港でバタバタしない
サイズといえば、難波さんによると、日本人はキャリーケースに「サイズオーバーにならないギリギリのサイズ」を好み、インバウンドの人は「とにかく大型サイズ」を手に取ると言います。
「日比谷のプロテカショップには、その店舗限定の大きいサイズの製品があるのですが、コロナ禍が落ち着いてからはお店に来る人の半分以上がインバウンドのお客さん。みんな日本製のスーツケースを求めていて、プロテカは唯一、素材から組み立てまで一貫して国内で製造する『MADE IN JAPAN』が選ぶ理由みたいですよ」
逆に日本人は機内持ち込みでき、かつ容量は最大という視点でスーツケースを選ぶそうです。そんな話しから、次に紹介されたのが「MAXPASS4(マックスパス4)」。
ワンタッチオープン式フロントポケットを備えた「MAXPASS4(マックスパス4)」
新開発のワンタッチオープン式フロントポケットを備えていて、機内持込可能でありながら「40L」(8万1,400円)という高い収納力を実現したのが特徴です。
さらに、既存の国際線・国内線100 席以上の航空機に対応した機内持込サイズに加え、LCC機内持込サイズも用意され、国内に就航する多くのLCC に対応した3 辺サイズを選定しています。これは至れり尽くせりでは!
フロントポケットは指1本で開閉できる新開発のワンタッチのロックシステムで、ポケットから本体の収容部にアクセスできるので、中の荷物を手軽に取り出せます。
指一本で開閉できる
フロントポケット内から本体収納部にアクセス可能
「以前のモデルはフロントポケットが独立する構造でしたが、使い勝手を考えて奥のファスナーから本体へアクセスできる仕様にアップデートしてるんです。なので空港でキャリーケースを立てたまま中の荷物も取り出せます」
筆者も空港に着いて「あ、あれ手元に欲しいな……」と慌ててその場でキャリーケースを広げることがよくあります。こうした手間が解消されるのは地味に嬉しい。
大容量かつ機内持ち込みできる
長年の出張経験で培ってきた収納技術で「他の人の1.5倍多く収容するテクニック」を会得した難波さん。収納に対する意識は高く、だからこそ「一般の旅行者へ刺さる」ツボを押さえた製品をしっかり紹介してくれます。
「さすがやー」と一人で納得する筆者へ、グイグイとさらに寄せてくる難波さん。
「今紹介したマックスパス4より大きい機内持ち込み製品もあります。これ、42L入りますよ」
「MAXPASS SOFT4(マックスパス ソフト4)」
と持ってきたのが「MAXPASS SOFT4(マックスパス ソフト4)」です。機内持ち込みできるのに42Lという大容量サイズ、ソフトタイプですがケース下部はポリプロピレン製のボトムパンを採用しているので走行安定性を高めてあるのも特徴ですって。
下部はポリプロピレン製のボトムパンを採用、膨らみはペットボトルを収容できるポケットになっている
「頑丈なボトムバンがあるので、荷物を詰め込んでも『たわみで走行に支障が出る』というのが無い、安定性は凄いですよ」
と太鼓判を押す難波さんでした。
さらに「ハードタイプのキャリーケースは素材の特性上、柔軟性が無いけど、ソフトタイプは少し膨らむから、荷物を目一杯詰めても、何とかなっちゃう場合もあるよね」と裏技情報も。
ソフトタイプだから柔軟性もある
たしかに力技でエイヤとジッパーを締めても、規定サイズ内なら持ち込みできますからね。
旅行帰りの空港で最後のお土産を買って四苦八苦した経験ありませんか? 荷物整理の達人だけに、引き出しが多い!
もちろん軽さも強みで、「42Lサイズ」(6万4,900円)が2.5kg、「23Lサイズ」(5万8,300円)が2.1Kgと空なら片手で軽々と持ち上がります。取り回しが本当に快適でした。
軽いので取り回しが楽々
なお42Lは「国際線・国内線の100席以上の航空機」に対応する機内持込基準内、23Lは「100席未満の航空機」に対応する機内持込サイズとなります。
紹介した、アルミ蒸着の「スタリアCXR 20th LTD2」は9月下旬、フロントポケット搭載の「MAXPASS4」は8月下旬、機内持込サイズ容量最大級ソフトラゲージ「マックスパス ソフト4」は9月下旬の発売予定となります。
筆者もそうですが、極力荷物は持ち込み、手荷物受取所での時間ロスを避けたい人には今回紹介した製品たちは魅力的ではないでしょうか。
またLCC利用で極力金額をかけたくない方も要注目ですね!