圧巻のシーズンを送ったベリンガム photo/Getty Images

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チャンピオンズリーグ(CL)決勝でドルトムントと対戦したレアル・マドリード。試合はドルトムントにチャンスを作られるシーンもあったが、74分にダニエル・カルバハル、83分にヴィニシウスがゴールを決め、2-0で勝利。2シーズンぶり15度目のCL制覇を果たした。

決勝もチャンスを逃さなかったレアルの勝負強さが光った試合であったが、初のCL決勝となったジュード・ベリンガムは喜びを露わにしている。ベリンガムはこの日スタメン出場を飾り、85分までプレイ。2点目のヴィニシウスのゴールはベリンガムのアシストであり、古巣を相手に堂々たるパフォーマンスを見せた。

「こういう試合でプレイするのが夢だったんだ。時々、大変なことが起こると、それがすべて価値があることなのかどうか疑問に思うようになる。でも、今夜のような夜があれば、それだけの価値がある。完璧なシーズンという点では、上位に入るはずだ。言葉では言い表せない、人生最高の夜だ」(『TNT Sports』より)

またベリンガムは決勝戦の相手であり、昨シーズンまで在籍していたドルトムントへのリスペクトも言葉にしている。

「正直なところ、前半は彼ら(ドルトムント)の方が良いチームだった。彼らは2つか3つ上だったかもしれない。しかし、それはまさにそのキャラクターだ。(我々は)相手を悩ますために戻ってくることができる。今いるクラブは僕にとって特別だし、昔いたクラブもそうだ。彼らなしでは不可能なことだ。 あのクラブが僕にしてくれたことに感謝し、尊敬の念を抱き続けるよ」(『DAZN』より)

レアル加入1年目ながらも公式戦42試合に出場し、23ゴール13アシストを記録したベリンガム。まさに今シーズンのレアルのMVP級の働きであり、圧巻パフォーマンスを見せたシーズンであった。