ソシエダの久保建英【写真:Getty Images】

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スペイン紙でお気に入り選手を語った

 スペイン1部レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英は今季を7ゴール5アシストでフィニッシュした。

 5月25日に行われたラ・リーガ最終節のアトレティコ・マドリード戦(0-2)でフル出場。その後すぐに帰国し、29日には東京ヴェルディとの親善試合に臨む。そのなかで、スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」は久保が挙げた過去、現在、未来において「お気に入り選手」を紹介している。

 今シーズン開幕10節までで5得点2アシストと好スタートを切った久保。だがその後は怪我もあり得点ペースが失速した。第37節ベティス戦(2-0)では出番のなかったなか、迎えた最終節はスタメンに復帰。アトレティコ戦では後半15分に右サイドからカットインで切り込み相手守備3人を無効化し、ペナルティーエリア手前から強烈なミドルシュートを放つも、GKヤン・オブラクが触れて枠から逸らされるなど、惜しいシーンもあった。

 身体はキレている状態で次なる相手・東京Vとの一戦に臨む久保。そのなかで「ムンド・デポルティーボ」紙は久保が過去、現在、未来の「お気に入り選手」を語っていたとして3人の名を伝えた。

「タケ・クボは話すときに誰も無関心にさせない」とトークスキルの高さを称えつつ「彼の過去のお気に入りのサッカー選手はバルセロナのスター、ロナウジーニョ」と少年時代の憧れを伝えた。久保自身は「僕が最初に着たシャツはバルサの盾が付いたロナウジーニョのものだった」と話したようだ。

 現在の選手からはチームメイトのMFマルティン・スビメンディ。久保は「彼はソシエダの基礎的な選手。彼には素晴らしい将来がある」と理由を説明。そして、最も将来を期待しているのは、22歳の自身より“年上”の23歳DFウルコ・ゴンサレス・デ・サラテだという。「あまり試合には出ていないものの、トレーニングでの活躍には驚かされている」として、「大きな可能性を秘めている。スビメンディと同じことができる。それはとても大きなことだ」と期待を寄せているようだ。(FOOTBALL ZONE編集部)