横浜FM「サブGKがミス」 失点直結のプレーに海外反応「フィニッシュを許した」
ポープ・ウィリアム退場でGK白坂が急遽ピッチに
横浜F・マリノスは現地時間5月25日にAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝第2戦でアル・アイン(UAE)とアウェーで対戦。
トータルスコア3-6で逆転での敗戦を喫し優勝を逃した。GKポープ・ウィリアムの退場により急遽出場となったGK白坂楓馬だったが、失点につながってしまったワンプレーが海外でも反響が広がっている。
11日に行われた決勝初戦のホームゲームは2-1で勝利していた横浜FM。しかし敵地での一戦は苦難の連続だった。立ち上がりの前半8分に失点すると、同34分にも相手に追加点を許す。
前半40分にFWヤン・マテウスのゴールで2戦合計3-3と一時タイスコアに戻したが、同アディショナルタイムにポープが決定機の阻止で一発退場となってしまう。横浜FMは後半、数的不利で戦うことになる。FWエウベルが下がり、GK白坂が急遽ピッチに立つ事態となった。
後半22分に勝ち越し点を許し2戦合計3-4。同アディショナルタイムにさらに2失点した横浜FMは、トータルスコア3-6でアル・アインに敗れた。アジア王者を懸けた試合で、優勝を逃す形となった。
白坂は後半アディショナルタイム1分のシーンで、失点に直結するミスを犯してしまう。大きなワンツーで相手に崩されると、ペナルティーエリア内へ入ったところで白坂が対応。クリアしようと寄せた際にボールは股の間を抜け、アル・アインFWコジョ・ラバが無人のゴールに蹴り込んだ。
SNSでは「やっちゃった」「責められん」「白坂どうした!?」と驚きの声が上がっていたが、海外メディアでもこの場面が取り上げられた。UAE紙「The National」は「マリノスのサブGK白坂が酷いミスからボールが足を抜け、ラバのシンプルなフィニッシュを許した」と報道。同時に「人々は歓喜の涙を流している」と現地の様子も伝えていた。(FOOTBALL ZONE編集部)