遠藤航の子供4人が「感動与えた」 英スタジアムでのマナーに海外感銘「日本の価値観を体現」
リーグ最終戦後の光景が話題に
イングランド1部リバプールに所属する日本代表MF遠藤航は、シーズン最終戦となったプレミアリーグ最終節ウォルバーハンプトン戦(2-0)にフル出場。
試合後に子供4人とピッチ上に現れたなかで示した振る舞いに海外メディアが熱視線を送っている。
今季で指揮官を退任するユルゲン・クロップ監督のラストマッチとなったウォルバーハンプトン戦で、遠藤は先発フル出場を果たしたなか、試合後のワンシーンが話題に。本拠地アンフィールドのピッチに選手の家族が下り、遠藤も愛息3人、愛娘1人の計4人の子供を連れて周回した。
父親を先頭に、そこへ付いて回った子供たち。一番背の低い三男から最後尾の長男が綺麗に並んで闊歩する光景はひと際目を引き、SNS上でこの映像が出回ると海外ファンを中心に反響。海外メディア「THICK ACCENT」でも「遠藤航の子供たちが皆に感動を与えた」「興味深いものだった」と熱視線が送られている。
規律を乱さない振る舞いを記事では「4人の子供たちは、ファンに敬意を表しながら、きちんと整列した父親を追った。それは両親から彼らが吸収した価値観を象徴する瞬間だった」と紹介。自由気ままな行動に出ても不思議ではない状況とあって、規律を守る子供たちの姿は意外性を持って捉えられたようだ。
「日本とアジアの文化の重要な側面として、家族、年功序列、敬意を丁寧に教える。子どもたちの自然な反応と、父親を尊敬し、父親から学びたいという衝動は、彼らに植え付けられた価値観を体現している。遠藤も例外ではなく、今でもそれらを高く評価し、子供たちに受け継いでいる」
昨夏のリバプール入りにより、英国に拠点を移した遠藤ファミリー。滅多に公の場には現れないなかで、今季リーグ最終戦のピッチで子供たちが示した態度が脚光を浴びていた。(FOOTBALL ZONE編集部)