影山秀人が第2の人生について投稿(写真はイメージです)【写真:徳原隆元】

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練習中に意識を失い競技人生を断念

 国士舘大のMF影山秀人が自身のX(旧ツイッター)を更新。

 練習中に意識を失ったあとの後遺症によりサッカー人生の終焉を余儀なくされたことを告白していたなか、「これからの人生について」と綴り、自らの野望を打ち明けている。

 影山は女性アイドルグループ「けやき坂46(現日向坂46)」の元メンバー影山優佳さんの実の弟。横浜F・マリノスジュニアユース、三菱養和SCユースを経て国士舘大4年生のシーズンを過ごしていた。

 そんななか5月15日、自身のXに「3月の練習中に意識を失い、命こそ助かったものの後遺症が残り競技としてサッカーをプレーすることができなくなってしまった」と告白。志半ばで競技人生をあきらめざるを得なくなった。

 大きなショックを窺わせつつも「僕は今生きていて人生は続く。命を落とす可能性もあった中で意識が戻った。そんな幸せ者の自分にできることはこれまでのサッカー人生よりも豊かな人生を送ること」と、第2の人生へ突き進む覚悟を記した。

 新たなX投稿では「これからの人生について」と綴り、その詳細を公開。横浜FMジュニアユース卒団の際、熱烈なマリノスサポーターに「大きくなってマリノスに帰ってきます」とDMを送った過去を明かし、その約束を果たすための続きをしたためた。

「『経営者になって新マリノスタウン建設が僕の夢です』 この約束を果たすために21歳になった僕は優秀なメンバーと株式会社AxisI(アクシスアイ)を設立しました。ピッチ上で意識を失う2週間前に起業。神様が恩返しのチャンスを与えてくれたなと思っています」

 プロ選手としてマリノスへ帰還するという目標は途絶えたものの、影山は「予期せぬ形で現役を引退し多くのものを失ったことは事実ですが、この経験を“アンラッキー”で終わらせないためにもこれまでのキャリア以上の活躍をAxisIで残していきたいと思います!」と誓っている。(FOOTBALL ZONE編集部)