●Ryzen 8000Gに良さげなマザーボードなど

3画面出力対応のRyzen用microATXマザー

ASUSの「TUF Gaming B650M-E WIFI」は、AMD B650チップセットを搭載するmicroATXマザーボード。3画面の映像出力端子を備えており、Ryzen 8000Gシリーズと組み合わせるのに最適だろう。電源は8+2+1フェーズで、大型のVRMヒートシンクを搭載。ネットワークは、Realtek 2.5GbEとWi-Fi 6を備える。価格は25,000円前後。

ASUSの「TUF Gaming B650M-E WIFI」。重装備ながらコスパが良い印象だ

インタフェースは充実。DisplayPort×2、HDMI、USB×8ポートを備える

オールホワイトのIPS液晶付き簡易水冷

オウルテックの「OWL-LCS360ARGBL-WH」は、IPS液晶パネルを搭載したオールインワン水冷CPUクーラー。液晶画面には、CPU温度やファン回転数など、各種情報が表示可能で、専用ソフトによるカスタマイズに対応する。36cmラジエータのファンは連結タイプで、配線はすっきりしている。カラーはホワイト。価格は29,500円前後だ。

オウルテックの「OWL-LCS360ARGBL-WH」。オールホワイトのカラーが鮮やか

水冷ブロックのIPS液晶は直径52mm。写真や動画なども自由に表示できる

高さを抑えたサイドフロー型クーラー

ID-COOLINGの「FROZN-A400-BLACK」は、9cmファンを搭載する小型のCPUクーラー。サイドフロー型でありながら、高さは123mmに抑えられており、内部空間が狭いミニタワーケースでも使いやすいだろう。ダイレクトタッチのヒートパイプを4本搭載し、TDPは180Wまで対応する。ファン回転数は500〜2,200rpm。価格は4,000円前後だ。

ID-COOLINGの「FROZN-A400-BLACK」。カラーは全てブラックで統一している

CPUはIntel/AMDに両対応。直付けのヒートパイプ×4本で、強力に冷却する

ピラーレスケースのARGBファンモデル

Corsairの「iCUE LINK 6500X RGB」は、ピラーレス仕様のミドルタワーケース。ファン無しモデルはすでに発売中だが、これはiCUE LINK対応ファンが付属するバージョンとなる。カラーはブラックとホワイトが用意され、価格は40,500円前後。またmicroATX向けの小型版「iCUE LINK 2500X RGB」もあり、こちらは31,000円前後だ。

Corsairの「iCUE LINK 6500X RGB」。サイドにARGBファンが3つ付属する

こちらは「iCUE LINK 2500X RGB」。ほぼ同様のスタイルのmicroATX版となる

背面コネクタ対応のフラグシップケース

ASUSの「ROG Hyperion GR701 BTF Edition」は、同社の背面コネクタ規格「BTF」に対応するフルタワーケースだ。印象的なX字型のフレームはアルミ合金製で、キャリーハンドルとしても機能。42cmラジエータを2つ搭載可能と、高い拡張性を持つ。BTF仕様ではない通常のマザーボードの搭載も可能だ。価格は86,000円前後。

ASUSの「ROG Hyperion GR701 BTF Edition」。既存モデルのBTF対応版となる

マザーボードトレイには、背面コネクタ用の穴が増えていることが分かる

GeForce RTX 4090対応のMini-ITXケース

Sharkoonの「Rebel C20 ITX」は、横置き/縦置きに両対応したMini-ITXケースだ。面白いのは、横置き時のトップ面が縦置き時にフロントになるということ(写真参照)。GeForce RTX 4090グラフィックスカードも搭載可能で、コンパクトなハイエンドPCが構築できるだろう。価格は、通常モデルが24,000円前後、ARGBファン付属モデルが26,000円前後。

Sharkoonの「Rebel C20 ITX RGB」。縦置き…と思いきやこれが横置きだ

そして縦置き時にはこうなる。トリプルARGBファンが目立つレイアウトだ

●使い易いとか難いとか、どうでもいいじゃない

カスタマイズ性が向上した60%キーボード

ロジクールの「PRO X 60」は、60%サイズのワイヤレスゲーミングキーボード。新機能「KEYCONTROL」を搭載しており、全てのキーにマクロやアクションを割り当て可能で、CTRL/Shift等の同時押しも使えば、1つのキーに最大15個の操作を登録できるという。スイッチは光学式で、タクタイル/リニアを用意。価格は30,000円前後だ。

ロジクールの「PRO X 60」。マゼンタのみロジクール直販サイト限定となる

なぜ作った? 200%サイズの巨大キーボード

コンパクトさをアピールするキーボードは多いが、Redragonの「K605TI」は、その真逆を行く巨大な製品。テンキーレスモデルなのに幅はなんと58.2cmもあり、通常モデルと比べると200%サイズという大きさだ。英語配列61キーで、スイッチは赤軸タイプを採用。RGBバックライトも用意されている。パソコン工房での価格は39,800円。

Redragonの「K605TI」。どう考えても使いにくそうな気がするが……

通常サイズ(下)と比べると冗談のような大きさ。1つ1つのキーがデカい

上から被せて電源ケーブルを簡単に発光

アイネックスの「RLD-STR16P」「RLD-STR24P」は、電源ケーブルに装着するタイプのARGB LEDカバーだ。STR16Pはグラフィックスカード(12VHPWR/2×8/8/6ピン)用で、長さは26cm。STR24Pはマザーボード(24ピン)/グラフィックスカード(3×8ピン)用で、こちらの長さは20cmだ。マザーボードからの発光制御に対応。価格は4,000円前後だ。

アイネックスの「RLD-STR16P」。利用中の電源ケーブルに装着して使う

「RLD-STR24P」。付属のクリアクリップで、手軽にライトアップが楽しめる