Appleが第10世代iPadを最大1万円値下げすることを発表、同時にイヤホンジャック搭載iPadは静かに消える
Appleが2024年5月7日(火)に開催した新製品発表イベントで、M4搭載iPad Proや第6世代iPad Air、Apple Pencil Proを発表すると同時に、第10世代iPadを値下げすることを明らかにしました。
Appleのイベント - Apple(日本)
https://www.apple.com/jp/apple-events/
Apple quietly kills the old-school iPad and its headphone jack - The Verge
第10世代iPadは2022年10月19日に発表されたモデルで、画面からTouch ID内蔵のホームボタンが排除され、オールスクリーンデザインに生まれ変わりました。また、充電ポートもLightningからUSB-Cへ変更されています。
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第10世代iPadのディスプレイサイズは10.9インチ。
SoCにはA14 Bionicチップが採用されており、第9世代iPadと比較してCPUは20%高速に、Neural Engineは80%高速になっています。
そして、2024年5月7日の新製品発表イベントで、第10世代iPadの値下げが発表されました。
第10世代iPadの旧価格と新価格を比較した表が以下。値下げ幅が最も大きいのは64GB・Wi-Fiモデルで、税込価格で1万円安くなっています。
第10世代iPad旧価格新価格Wi-Fiモデル
64GB税込6万8800円税込5万8800円Wi-Fiモデル
256GB税込9万2800円税込8万4800円Wi-Fi+セルラーモデル
64GB税込9万2800円税込8万4800円Wi-Fi+セルラーモデル
256GB税込11万6800円税込11万800円
また、Appleは第6世代iPad AirやM4搭載iPad Proを発表すると同時に、第9世代iPadを公式サイトのラインナップから削除し、公式販売を静かに終了しました。第9世代はiPadシリーズの中で3.5mmのイヤホンジャックを搭載した最後のモデルであり、以降のモデルはすべてLightningポートあるいはUSB-Cポートに有線のイヤホンを接続するか、あるいはBluetoothでワイヤレスイヤホンを接続する必要があります。
なお、最後のイヤホンジャック搭載iPadである第9世代iPadの見た目は以下のフォトレビュー記事でチェックできます。
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