ブロンプトンの新システム「12速ギア」は内装3段×外装4段というレア仕様
街中をスイスイ駆け抜けるのが気持ちいいミニベロですが、車輪が小さいのでサイクリングのような長距離ライドや、ヒルクライムなどの高低差のある道は苦手だと思っている人も多いはず。
そんなオールマイティな走りに対応するのが、広いギア幅を有する12速ギアのミニベロ。英国の高級フォールディングバイクブランド・ブロンプトンから、内装3速×外装4速を組み合わせた12速ギアを搭載した折りたたみ自転車「P Line Explore 12-speed」(48万700円〜)と「T Line Explore 12-speed」(89万4850円〜)の2モデルが登場します。
▲「P Line Explore 12-speed」
ブロンプトンの折りたたみ自転車は、洗練されたデザインと持ち運びやすさが魅力。20秒以内にパっと3分の1サイズまでコンパクトに折りたためて、そのままオフィスに置いておくことも可能です。また、1台1台丁寧にハンドメイドされた車体の丈夫さも持ち味で、壊れにくいので長く乗ることができます。
今回、12速ギアを搭載したExploreモデルが登場したのは、フレーム素材にチタンとアルミを採用した軽量ラインの「P Line」と、チタンとカーボンの組み合わせにより軽さと強度を両立したフラッグシップラインの「T Line」の2車種。
▲「T Line Explore 12-speed」
車体の重さは「P Line Explore 12-speed」が10.5kg〜で、「T Line Explore 12-speed」が8.8kg〜となっています。
両モデルとも、右シフターの3速内装ハブと、左シフターの4速外装ディレーラーを組み合せることで、軽量かつコンパクトなまま12速の広いギア幅に対応。
軽いギアで坂道をヒルクライムしたり、速いギアでロードバイクのようにスピーディーに走行したり、普通のミニベロのように街乗りしたり、この1台でさまざまなライドが可能に。
なお、スターメーアーチャー製の内装リアハブは、すべての機構がハブシェルの内側に密閉されているため、メンテナンスフリーで長く使えるというメリットも。わずか60gという軽量のリアディレーラーはハミ出す幅が小さい専用設計なので、走行中や折りたたんだ際に邪魔になることはありません。
12速ギアを搭載し、よりオールマイティな走りが可能になったブロンプトンの折りたたみ自転車。輪行や車載でどこへでも持って行けるから、旅先でのポタリングやサイクリングなど、新たな自転車の楽しみが広がりそう!
>> ブロンプトン
<文/&GP>
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