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2021年のモンスター・ヴァース映画『ゴジラvsコング』では、ホロウアースという地底空洞世界の存在がついに明かされた。続編『ゴジラxコング 新たなる帝国』では、このホロウアースを舞台とする怪獣たちのバトルが描かれる。

ホロウアースをめぐっては『ゴジラvsコング』当時、世界で最も大きな影響力を持つ1人からある疑問が投げかけられていた。Xやテスラ、スペースXを率いる“テックタイタン”のイーロン・マスクだ。マスクは映画鑑賞後に「最高だった」と絶賛しながら、「でも待て、どうやったら地球のコアに太陽の光が射すんだ?」と鋭く指摘していた。

言われてみればホロウアースは地底なのだから、太陽の光が届くはずもなさそうだ。一方で、その空間には空や雲が広がり、まるで地球をミラーリングしたかのような澄み渡る景色が広がっている。

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『ゴジラvsコング』を手がけたアダム・ウィンガード監督、実はマスクによる指摘を直接見ていたという。米では、マスクの質問に対して「前作では説明されていませんでした」と認めている。

そこでウィンガード監督は続編『ゴジラxコング 新たなる帝国』で、アンサーを提示したという。「彼への反論として、一番最初のショットでその質問に答えたんです」と明かしているのだ。

具体的な内容を明かさなかった監督だが、『ゴジラxコング』冒頭のシーンでは確かに光源らしきものが映し出されている。ホロウアースの大地には、エメラルド色の超巨大岩が上空へ伸びており、岩から漏れ出る光が空洞世界を明るく照らしていた。

ウィンガード監督は「彼(マスク)も映画を見た時に理解してくださると良いですが……」と語っている。

映画『ゴジラxコング 新たなる帝国』は公開中。

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