実写版シティーハンターの「細かい配慮」に、小室哲哉「優しさがこぼれ落ちそうです」
Netflix映画「シティーハンター」が2024年4月25日に配信され、SNS上では視聴者から絶賛の声が上がっている。
「令和の新宿に、獠と香さんを連れてきてくれてありがとう」
漫画家・北条司さん原作の「シティーハンター」。25日から配信されている今回の実写化版では、東京・新宿を拠点に、「スイーパー」として様々な問題解決にあたる主人公・シティーハンターこと冴羽獠役を俳優の鈴木亮平さん、獠の相棒・槇村香役を森田望智さん、獠の協力者で敏腕刑事・野上冴子役を木村文乃さんが演じている。また、香の兄で、初期の相棒・槇村秀幸役は安藤政信さんが担当している。
鈴木さんは様々なメディアで、以前からシティーハンターのファンであることを公言していた。公開が近づいた22日にもXで「たぶん今、新宿で一番おバカな広告」と街中に大きく掲げられた映画の広告写真を投稿していたほか、配信直前には「原作を全く知らない方にも、大ファンの方にも、存分に楽しんでもらいたいという思いで、自分の心の、体の、引き出しにあるもの全てを注ぎ込んで演じました」と作品への思いを伝えていた。
X上では、映画を視聴したユーザーから、「シティーハンターまじ最高だった」「シリアスとギャグの塩梅が素晴らしい。特にギャグシーンの声がもう神谷さん(アニメ版で獠の声を担当した声優・神谷明さん)なんじゃないか?」「安藤さんのちょっと弱々しい槇村さんが絶妙で好き」「令和に、令和の新宿に、獠と香さんを連れてきてくれてありがとう」などの声が上がっている。
映画では、音楽プロデューサー・小室哲哉さん率いる「TM NETWORK」によるアニメ版のエンディング曲「Get Wild」(1987年)が、新たに「Get Wild Continual」となって採用されている。Netflixにはエンドロールのスキップ機能があるが、今作には導入されていない。鈴木さんは25日までにインスタグラムのストーリーズで、その理由について、「エンディング曲を含めてのシティーハンターだと判断していただきました」と明かしている。
これについて、小室さんは26日にXで、「細かい配慮に優しさがこぼれ落ちそうです」と感慨にひたっていた。