「ミニマムバーグディッシュセット」

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朝からハンバーグ! 少量で、栄養のバランスも

 アレフ(札幌市)が展開するハンバーグレストラン「びっくりドンキー」のモーニングメニューが、SNSで「リーズナブルでびっくり」「豪華でちょっとびっくり」「正直言っておすすめ」などと話題になっています。そこで、オトナンサー編集部のスタッフが実際に食べてきました。

 びっくりドンキーのモーニング営業時間は、店舗により異なりますが、午前8時から午前11時までとなっています。モーニングメニューは通常サイズのディッシュメニュー、サイドメニューを除き、全23種類あります。

 同社では、今年3月に、モーニングを導入している261店舗の販売数実績データ(2023年10月4日から2024年2月2日)を調査・解析し、算出したモーニングの人気メニューを発表しています。

 実食したのは、同ランキングで、5位の「卵かけご飯」(330円、以下、税込み)、2位の「ミニマムバーグディッシュセット」(670円、単品は560円)、1位の「プレーントーストセット」(ドリンクセット380円/ドリンク・サラダセット490円)です。

 まずは、「卵かけご飯」。ハンバーグソースで食べる卵かけご飯で、みそ汁が付いています。「モーニングメニューに卵かけご飯がないのはおかしい!」と“卵かけご飯フリーク”の社員の声がきっかけで誕生したメニューです。

 同席していた同社の広報担当・井上龍太郎さんによると、おわん一杯に盛られた白米の山に、卵を落とす“ポケット”をいかに上手に作るかが肝と言われ、実践。ひき肉入りのしょうゆベースのハンバーグソースを卵と白米の上にかけ、染みわたるのを待ってから一口食べてみると……。ハンバーグソース、卵、白米が合わさったうまみと甘みがやみつきになり、一気に駆け込むほどのおいしさで“びっくり”しました。しかも、みそ汁付きで330円というリーズナブルさにも驚きでした。

 次は「ミニマムバーグディッシュセット」。びっくりドンキーといえば、“ハンバーグ”をイメージする人も多いでしょう。しかし、「朝からハンバーグは…」という人も少なくないはず。同メニューは、ひと皿に100グラムのハンバーグと少なめのライス、サラダで構成されていて、さらに、みそ汁またはドリンクをセレクトすることができます。分量を考えながらもしっかりと栄養を取れるため、2位にランクインしているのも、うなずけます。同店ならではのうまみが詰まったハンバーグを午前中から気軽に食べ、一日の活力とするには申し分ないメニューになっています。

 最後は、1位の「プレーントーストセット」が登場。トーストとコーヒーという定番のモーニングメニューですが、同店のトーストは“厚切りさ”にこだわりが。しかも、各店舗で、オーブンで焼いており、外はサクッ、中と耳はふんわりという食感。サラダも付いていて、栄養のバランスも考えられています。

 各メニューには、びっくりドンキーならではの“こだわり”が詰まっていました。リーズナブルな値段なのに豪華な量、そして、ユーザーが満足できるおいしさが詰まっていて、店を出た後の充足感も得られます。

 実は、もう一つ驚きだったことがあります。それは、午前11時までコーヒー(ホット・アイス)のおかわりが自由だということ。自家焙煎した「シングルオリジン」と「ブレンド」があり、朝の気分でどちらかを楽しむこともできます。

 びっくりドンキーのモーニングを楽しんでから、1日をスタートさせたり、仕事を乗り切ってみるのもいいかもしれませんね。

 なお、びっくりドンキーでは4月10日にグランドメニューをリニューアル。過去の人気メニューだった「オムデミチーズバーグディッシュ」をはじめ、「マカロニ&チーズ」「焼きカリーライス」など8品が定番商品に加わりました。