漫画「予約客」のカット(稲さん提供)

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 日常のちょっとした「あるある」エピソードを描いた漫画「予約客」が、Instagramで4000以上のいいねを集めて話題となっています。

 友人と2人でレストランに行った作者。満席のこともある人気レストランだからと、事前に予約を入れていました。すぐに席に案内されて、ふと周囲を見てみると…。読者から「こういうこと、ある!」と共感の声が寄せられています。

気まずさを感じた作者

 この漫画を描いたのは、一級建築士の稲さんです。エッセイ漫画やフォロワーの体験談を漫画にしてInstagramやブログ「稲(いな)の三日坊主ブログ」で発表しています。

Q.今回、漫画「予約客」を描いたきっかけを教えてください。

稲さん「この漫画に描いたような経験をしたことが過去にも数回あり、そのたびになんだか説明しにくい気持ちを抱いていました。今回また同じ出来事に遭遇したので、別に事件も起こっていない、単なる『日常のあるある』として誰かに共感してもらいたいな、という気持ちで漫画にしました」

Q.ここはよく行くお店なのですか。

稲さん「はい。過去には満席で入店を断られたこともありましたし、運良く入れたときも、すぐ後で満席になってお客さんが並んでいる光景を見たことがあります。この後も何度も利用していますが、やはり混んでいる日と空いている日がまちまちです」

Q.食事が終わるまで、ずっと気まずい雰囲気だったのでしょうか。

稲さん「私はなんだか気まずい…と思っていましたが、店員さんは特に何も気にされていなかったですし、ただの私の気にし過ぎだったと思います(笑)」

Q.漫画「予約客」について、どのような意見が寄せられていますか。

稲さん「共感の声が多かったです。また、飲食店で働いている方からは『予約してもらえると、客数の予想ができてありがたい』というコメントを頂きました」