「ブラック・ジャック」松本まりかビジュアル
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 手塚治虫の名作医療漫画を高橋一生主演で実写ドラマ化する「ブラック・ジャック」(テレビ朝日系・6月30日よる9時〜)に松本まりかが出演することが26日、明らかになった。松本が演じるのは、治療法不明の獅子面病に冒された患者。あわせて、特殊メイクで立体化した獅子面病の顔、病を隠すために装着した馬のマスク姿、美しき素顔の3種のビジュアルも公開された。

 連載開始50周年記念を迎えた「ブラック・ジャック」は、法外な治療費と引き換えに、どんな手術も成功させる無免許の天才外科医ブラック・ジャックの活躍を描きながら、医療の在り方や人の生き方に切り込むストーリー。主人公ブラック・ジャックを演じるのは現在、主演ドラマ「6秒間の軌跡〜花火師・望月星太郎の2番目の憂鬱」が放送中、NHKドラマ「岸辺露伴は動かない」の第4弾「密漁海岸」の放送を5月に控える高橋一生。監督を映画『女子高生に殺されたい』『アルプススタンドのはしの方』などの城定秀夫、脚本を高橋が出演したNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」や、NHKドラマ「大奥」シリーズなどの森下佳子、ビジュアルコンセプト・人物デザイン監修・衣裳デザインをドラマ・映画「岸辺露伴は動かない」の柘植伊佐夫が務める。

 現在、主演ドラマ「ミス・ターゲット」が放送中、福士蒼汰とダブル主演を務める映画『湖の女たち』(5月17日公開)が待機中の松本まりか。本作では、原作にも登場する奇病・獅子面病を患い、絶望の淵に立たされた患者にふんする。獅子面病とは骨がどんどん膨れ上がり、顔面が獅子のような恐ろしい形相に変形してしまう病。松本が、そんな治療法のない病に冒された患者の出口の見えない深い悲しみや苦痛を体現する。

 キャストは、これまでブラック・ジャックの宿命のライバルで安楽死を請け負う医師キリコ役の石橋静河のほか、味方良介、山内圭哉、千葉哲也、玉置孝匡、奥田瑛二、井之脇海、早乙女太一、宇野祥平、山中崇、橋爪功の出演が発表されている。(石川友里恵)