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トム・ホランドが、(MCU)『スパイダーマン』シリーズ第4作の進捗について新たな情報を語った。米が伝えている。

ホランドはこの度、実弟のハリーがメガホンをとった映画『Last Call(原題)』のため、スコットランドのサンズ国際映画祭に参加。ホランド兄弟はこの映画祭の一貫であるゴルフトーナメントにも参加し、グリーン上で『スパイダーマン』について話したという。

待望されている『スパイダーマン4』について「シンプルな回答は、僕はいつでもスパイダーマン映画をやりたいということです」と前向き。「僕の人生とキャリアはスパイダーマンのおかげです。シンプルな答えは、イエスです。もっとやりたいって、いつも思っています」と話した。

現在は、4作目の方向性を慎重に見極めている段階のようだ。「ストーリーがどうなろうと、それに向けてベストを尽くしています。でも、それが出来るまでは、守るべきレガシーがある。3作目(=『ノー・ウェイ・ホーム』)がいろいろな意味でとても特別だったので、きちんと正しいことをやらなければいけないんです」と意気込みを話している。

ホランドには俳優として取り組みたい企画が他にもたくさんある。長らくストライキで停止していたものもあったが、「すごく面白い企画がいくつかあって、脚本も届いているのですが、素晴らしいんです。この間もある脚本を読んだんですが、本当に圧巻でしたよ」と語る。

MCU版スパイダーマンは、『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(2019)と続いた後、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(2021)で大きな区切りを迎えた。マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長や製作のエイミー・パスカルは共に4作目実現の意向を語っており、脚本作業が行われていることもわかっているが、現時点で正式に発表されているわけではない。

ホランドは2023年末に「積極的な話し合いが持たれている」として、何らかの打ち合わせが進んでいることを。この度も「正しいことをやらなくては」と話しているように、ホランドはスパイダーマンについて「すごく保護的」な考えの持ち主だ。「“新作やります”みたいな感じで作りたくない。そのキャラクターにとって、価値のあるものでなくちゃいけないんです」。

気持ちが先行して、焦って企画を進めるようなことを、ホランドは決してしないだろう。機が熟し、満を持したタイミングで、誰もが納得できる第4作に期待したい。我々にできるのは、愛と共に待つことだ。

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