Google フォトの編集マジックや消しゴムマジックなどのAI編集機能が全利用者に順次開放!

Googleは10日(現地時間)、写真や動画の保存・管理・編集サービス「Google フォト」( https://photos.google.com/ )において提供している「編集マジック(Magic Editor)」や「消しゴムマジック(Magic Eraser)」、「ボケ補整(Photo Unblur)」、「ポートレートライト(Portrait Light)」といったすべてのAI編集機能をすべての利用者に無料で提供すると発表しています。

各機能は2024年5月15日(水)より数週間かけて順次となっており、対応製品は3GB内蔵メモリー(RAM)以上を搭載したAndroid 8.0以降およびiOS・iPadOS 15以降、ChromeOS 118以降とのこと。ただし、編集マジックは月10回までしか保存できず、それ以上は同社が開発・販売している「Pixel」ブランドのスマートフォン(スマホ)やタブレットのほか、サブスクリプションサービス「Google One」の2TBプラン以上を契約したAndroidやiPhoneなどを用いるように案内しています。


Google フォトではAIを活用した編集機能が順次追加されており、写真に写った人や物を拡大・縮小や移動できる編集マジック、写真の不要な部分を消したり目立たなくしたりできる消しゴムマジック、写真を撮影した際にピントが合っていないぼやけた状態をクリアにするボケ補整、写真の照明(光源)位置を撮影した後に変更できるポートレートライトなどの機能が提供されています。

これまでこうしたAI編集機能はPixelスマホ・タブレットやGoogle Oneを契約しているAndroidやiPhone・iPadの利用者にのみ提供されてきましたが、今回、5月15日より順次、それ以外の対象製品なら誰でも無料で使えるようになるということです。使い方は編集したい写真を表示したら「編集」→「ツール」から編集マジックや消しゴムマジック、ボケ補整、ポートレートライトを選びます。


消しゴムマジック



ボケ補整



ポートレートライト

編集マジックでは写真の中にある拡大・縮小や移動したい対象物をタップしてブラシでなぞったり円で囲ったりし、消しゴムマジックは写真の中にある消したい対象物が自動で検出されるので白い枠線で囲まれた消去する候補をタップし、ボケ補整はボケを修正する度合いを0(補整なし)から100(最大)の範囲から選び、ポートレートライトでは写真の上に光源の位置を指定する白い円が表示されるので画面下部にある光の強さを調整するスライドバーで調整します。


アプリ名:Google フォト
価格:無料
カテゴリー:写真
開発者:Google LLC
バージョン:デバイスにより異なります
Android 要件:デバイスにより異なります
Google Play Store:https://play.google.com/store/apps/details?hl=ja&id=com.google.android.apps.photos



アプリ名:Google フォト
価格:無料
カテゴリー:写真/ビデオ
開発者:Google LLC
バージョン:6.25
互換性:iOS 15.0以降またはiPadOS 15.0以降が必要です。
iTunes Store:https://itunes.apple.com/jp/app/id962194608?mt=8





記事執筆:memn0ck


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